【11.05.17】 ２次補正で野党共闘できないのか

被災者のことを考えて、今がチャンスではないか

日本共産党の市田書記局長は１６日の記者会見で、菅首相が同日の衆院予算委員会で、第２次補正予算案の編成が８月以降になると答弁したことについて、「論外だ。今国会中に提出して議論すべきだ｣と主張｡

（昨日の委員会の中継を見ていると公明党も自民党も２次補正の早期成立を望んでいます。一緒に具体的内容で提案したらどうなんでしょうか。）

第１次補正では、がれきの処理などについて一定のものが盛り込まれたものの、「マイナスからの出発ではなく、せめてゼロからのスタートを」との声があがっている「二重債務の解消」をはじめ、農業・漁業、中小商工業者に対する支援策や首相が引き上げを表明した住宅再建支援金の増額についても盛り込まれておらず、第１次補正では全く足らないと強調。第２次補正予算成立を秋に先送りするような菅首相の悠長な姿勢は、「いまの事態の深刻さを理解していない」と批判。

（野党が一緒になって行動するチャンスでは）

漁業　　　がれきの中から漁民に希望の光を
農業　　　国による被災農地の買い上げ整備と再配分を
商工業　　資金や雇用で要望
住宅　　　希望者全員に仮設住宅を
原発被害　全面賠償を明確に

いま政治の姿勢が問われています。