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【11.04.23】 リニア中央新幹線建設へゴーサイン(4月21日)

この日本列島の環境を著しく破壊する建設事業を国交省の審議会のメンバー達はどう考えているのか。(朝日新聞の報道より判断)

審議会は、東日本大震災を機にリニアの耐震性が注目されたが、停電しても電磁力で浮いた状態が保てるほか、側壁の間を走るため脱線しにくいこと、最高時速は500キロメートルと新幹線の約1.7倍だが、ブレーキ性能も2倍なので急減速できるといった点から「地震の安全確保は確認できた」とし、追加対策は不要と判断した。JR東海側の安全対策を委員らは淡々と聞くだけで、質疑応答も15分ほどで突っ込んだやり取りは無かったそうだ。
審議会が答申決定を急いだ背景には、民主党政権が進める官民一体のインフラ輸出戦略があるそうだ。環境影響評価(アセスメント)は進んでいない。
一般市民の不安として、ルートが都市部の深さ数十メートルを通ることにもある。我が桑名市も地下を通ることになる。地下でストップした場合は、5−10キロおきに掘られる縦穴・横穴で脱出するという。
ドイツでは、政府が決めたリニア建設を10年後に建設費の増加や甘い需要予測を理由に中止に踏み切ったという。
日本も人口減少の時代に入る。いくらJR東海が自分の金でやると言っても許すべきでない。利益は新幹線の料金値下げに回すべきです。
亀山市など新駅誘致のために基金を積み立てているのは滑稽な話だ。

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