活動日誌−活動日誌

【18.07.03】 生活保護の「いのちのとりで裁判」原告らの交流合宿 行われる

「生存権がみえる会」からも2名が参加、井上先生・尾藤先生の顔もみえる(写真略)

2013年からの生活保護基準引き下げを違憲・違法と訴える裁判の原告交流合宿が6月30、1両日、静岡県熱海市で開かれました。裁判を支援する「いのちのとりで裁判全国アクション」が主催し、初めての取り組み。全国29都道府県の訴訟団から25地域、30人以上の原告を含む約130人が参加しました。
各地で訴訟が闘われている中、十分な支援ができていない地域に元気を取り戻してもらいたい、長くかかる裁判にはつらいことも多く頑張る原告の皆さんに温泉で汗を流しゆったりしてもらいたい、と企画しました。
各地の訴訟と支援活動や今後の運動について確認し、交流。各地から原告が参加できたのは、多くの個人・団体から支援のカンパ・賛同金が寄せられたおかげだといいます。
全国アクションの小久保哲郎事務局長が、「いのちのとりで裁判」の今とこれからとして、発言しました。きょうされんの赤松英知常務理事は裁判闘争で当事者の参画を勝ち取った「障害者運動の経験から学ぶ」をテーマに、小田原市検証会委員だった和久井みちるさんは同市「保護なめんな」ジャンパー事件の意味についてそれぞれ語りました。
各地の特徴や訴訟に対する思いをリレートークし、にぎやかに懇親会が行われました。兵庫の原告が毎日放送で取り上げられた番組の映像を見て、参加者は「励まされた」と語りました。このほか、「参加できて良かった」「来年も企画して」など多くの声が寄せられました。

今国会では、更なる引き下げが決まっています。社会保障を良くするために頑張らなければなりません。

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