活動日誌−活動日誌

【18.02.03】 昨日(2月2日)、多度地区「小中一貫校」多機能複合化事業、「小中一貫校」の整備および「小中一貫教育」についての教育福祉常任委員会が行われました。

「教育委員会」と「まちづくり推進課」からの聞き取りがメインでした。

私が提出した5つの質問の答弁はおおむね下記のとおりでした。他に数点追加で再質問もしましたが、教育委員会等の考え方は変わりません。住民無視もほどほどにして欲しいものです。

【質問1】「小中一貫教育」(ソフト)と「小中一貫校」(ハード)の違いについて。
まず「小中一貫教育」について論議しなければならない。そして、もし多数の支持があれば、「小中一貫校」に進む。
【答弁の内容】桑名市では10年以上小中連携に取り組んできた。学習面、生徒指導面で小中学校が協働して9年間の見通しを持って子どもたちを育成する事で教育効果が一層高まる事が分った。(市民に具体的成果を公表すべきです。)市PTA連合会に情報提供したり、教職員団体と話合い、議論してきた。その上で「小中一貫教育」を推進して行こうとするものです。

【質問2】数多くある教育委員会の独断・先行に意見を。
2020年4月からの「小中一貫教育」の全市への開始と2017年度作成の「基本方針」について。
【答弁の内容】「小中一貫教育」は学習指導要領で定められた内容を具現化するため、9年間を通して一貫教育を行うと言う教育方法。「小中一貫教育」の全市への開始は、教育内容、教育方法の範囲内での改革で、教育委員会の職務権限である。教育委員会の場で提案し、協議、承認をいただいた。今後もPTA・校長会・教職員団体等と連携しながら推進し、広く市民にも伝えていきたい。「基本方針」は、今年度中にまとめ、来年度示して行く。

【質問3】「小中一貫教育」を導入した全国各地で起こっている小学校の統廃合は「まちこわし」という話をどう考えているのか。
【答弁の内容】少子化が進み、一定の集団規模の確保が必要であり、「小中一貫校」は、小規模校への対策になる。多度地区で進めている施設一体型は、地域の活性化につながるような施設にして行く。(質問に答えていない。)

【質問4】現在の状況で「小中一貫校」多機能複合化事業の土俵には上がれない。(「小中一貫教育」の賛同が得られていない。)
【答弁の内容】更なる情報発信が必要と考えている。

【質問5】まちづくり推進課(「小中一貫校」多機能複合施設)と地域コミュニティ課(地区センター・公民館 ⇒ まちづくり拠点施設)の関係はどうなっているのか。
【答弁の内容】まちづくり拠点施設は、地域課題の解決を図り、まちを地域全体で支え合う新たな仕組みの構築を目指しています。「小中一貫校」多機能複合化事業をはじめ、庁内で情報共有や協議・調整を行いながら、それぞれの事業を進めていく。

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