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【15.10.28】 「ジュニアサミット」桑名開催に歓迎の声――本当かな?!

桑名市は財政が厳しいと言っている。他にする事があるのではないか。

今日の中日新聞より、
来年5月に志摩市で開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)。各国の中高生らが参加する関連行事「ジュニアサミット」が同4月22日から県北部の桑名市を主会場に開かれることになり、地元からは「地元活性化の呼び水になる」と歓迎の声が上がった。
桑名市は8月末、伊藤徳宇(なるたか)市長と地元選出県議3人が県庁で鈴木英敬知事を訪ね、桑名を主会場とした北勢地域での広域開催を提案していた。
市の開催企画書は会場に総合リゾート施設「ナガシマリゾート」を挙げ、「会議場やナガシマスパーランド、温泉などのリフレッシュ施設があり、会議に集中できる環境が整っている」と強調。七里の渡し場跡などの史跡巡りや、輪中をはじめとする浸水対策、鋳物や自動車工場を見学して地場産業を学ぶ体験メニューなども提案していた。
伊藤市長は「海外の観光客誘致を促進し、地域活性化につながる起爆剤になる」と開催決定を歓迎する談話を発表。ある市幹部は「予定する宿泊施設は会議場と棟続きで、セキュリティーも万全だ」と指摘した。
ジュニアサミットの県内開催をめぐっては、鈴木知事が「サミット本体の開催効果を全県的に波及させたい」と外務省に要望。県内では桑名をはじめ8市が会場に名乗りを上げたが、県は宿泊施設の部屋数やレストランの席数、会場の広さ、子どもたちがリフレッシュできる環境などを考慮。開催候補地を桑名と鈴鹿、四日市の3市に絞ったことを外務省に伝えていた。
ただ、県幹部の間では桑名を推す声が多かったとみられる。ある県幹部は取材に「施設や設備の差はなかった。桑名は国際会議や展示会など『MICE』(マイス)(註)の開催実績はないが、潜在能力が高い。桑名がジュニアサミットを経験することで、マイスを受け入れられる県内の地域を増やすことができる」と話した。

(註) 『MICE』(マイス)とは、

MICE(マイス)は、Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)またはEventの4つの頭文字を合わせた言葉である。ビジネスと関わりがあり多数の人の移動を伴う行事という、企業などの会議やセミナー、報償・研修旅行、国際会議や総会・学会、展示会・見本市・イベントなど、観光および旅行の観点から着目した総称で、「ビジネスイベンツ」とも呼ばれている。
一般的な観光旅行より経済波及効果が大きく、ビジネス・イノベーションの機会を創造し、国・都市の競争力を向上させる効果があるとされている。歴史的に国際会議は国際団体の本部の多い欧州で多く、コンベンション産業は米国で盛んである。アジア・太平洋地域でも経済発展により展示会や見本市が拡大するとともに、各国で展示場や会議場などMICEに関連する施設の整備が進んでいる。日本では国際会議を中心に観光庁や日本政府観光局による促進が行われ、各地には誘致・支援組織としてコンベンション・ビューローがある。(ウィキペディアより)

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