活動日誌−活動日誌
【15.06.11】 ６月議会始まる
今日は、市長からの提出議案と報告の説明、それに議員提出議案の採決
伊藤研司議員提出 議員提出議案 第３号 「『平和安全法制関連法案』の慎重審議を求める意見書」に対する質疑
日本共産党の星野公平です。
伊藤議員のご尽力には敬意を表するものです。
意見書に対して数点質問させていただきます。
「平和安全法制関連法案」は、集団的自衛権の行使を容認し、日本が海外で戦争ができる国にすると言うまさに「戦争法案」です。
私たちはこの法案を廃案にするために、世論喚起し街頭宣伝や署名活動で頑張っています。
衆議院の憲法審査会では与党自民党の推薦人を含む参考人の３人の憲法学者からそろって「違憲」と指摘されました。
早大の長谷部恭男（やすお）教授は「集団的自衛権が許されるという点は憲法違反だ。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかないし、法的安定性を大きく揺るがす」と表明しました。
同じく、早大の笹田栄司（えいじ）教授は、従来の政府の憲法解釈は「ガラス細工だが、ギリギリのところで保ってきている。今の定義では（それを）踏み越えてしまったので違憲だ」と述べました。
慶応大の小林節（せつ）名誉教授は「憲法９条２項で軍隊と交戦権は与えられていない。９条をそのままに、仲間を助けるために海外に戦争に行くというのは、憲法９条、とりわけ２項違反だ」と述べました。
１、「平和安全法制関連法案」は、日本が海外で戦争ができる国になると言うまさに「戦争法案」と言う認識は持っておられますか。
２、１２行目 憲法９条を空洞化させてしまう行為は、この法案が違憲（憲法違反）と言う認識ですか。
３、国民の声に真摯に耳を傾け、国民が内容・課題・問題点を理解するよう慎重な審議を、について具体的にどの様な事を考えておられますか。
その為に、（1）「平和安全法制整備法案」は意見書にもあるように１０個の法律を１つにまとめていますが、国民のもよく分かるように、個別に１つずつ審議を行う。（最近、安倍政権は、多くの法案を一括法で出してきている。）
（2）地方公聴会を開催するなど多様な方法で国民の意見を反映させる手段を尽くす。等の考えはありますか。
「『平和安全法制関連法案』の慎重審議を求める意見書」に対する賛成討論
現在、国会で審議されている「平和安全法制関連法案」は、集団的自衛権を認め、日本が海外で戦争ができる国にする、まさに「戦争法案」です。私たちの子や孫が殺し殺される戦争に駆り出される危険性があります。何としてもこの「戦争法案」の成立を阻止し、廃案にして、憲法９条が輝く日本にすることが、あの敗戦を経験した日本国民の使命だと思います。その意味でこの意見書（慎重審議を求めるものですが）に賛成します。
そして、せっかく「意見書」が採択されたら、国会の議長、大臣に提出するだけでなく、是非、広く桑名市民にも広報して、「戦争法案」反対の世論を作り上げて行けるよう頑張りましょう。
