【14.06.11】 ６月議会はじまる。

伊藤徳宇市長の議案提案の冒頭挨拶から。

【景気の動向】
　駆け込み需要の反動減の影響がどの程度出てくるか、注視していく必要がある。安倍政権が進める「社会保障と税の一体改革」の消費税率の引上げと経済成長の両立を目指す「経済政策パッケージ」は、まだ道半ばの状況であり、今後控える消費税率１０％への引上げによる家計や経済への影響についても注視していく。
【ブランド元年】
　市では、本年を「ブランド元年」と位置付け、４月に「ブランド推進課」を創設して、「桑名をまちごとブランドに」を推進する体制づくりを行いました。 これまで桑名市が進めてきた、「住みよさ」の向上を図るという方向性は変えることなく、地域医療の確立、子育て環境の充実、高齢化社会への対応など、快適な住環境の維持・整備は、これからも進めます。 更に、桑名のブランド化、桑名の価値の向上に取り組みたいと考えています。 具体的な取り組みでは、桑名のブランドについて戦略的に事業展開するための調査や審議を行うブランド推進委員の選定を終え、第１回会議の開催に向けて準備を進めています。又、首都圏のメディア関係者を対象に、三重テラスで桑名ブランドをＰＲするための東京事務局開設の記者発表を行いました。 市民の皆様と桑名の良さや魅力を再発見する機会や学びの場を設け、豊かな歴史文化に育まれた素晴らしい資源を市民の皆様と一緒に磨き上げ、市の内外に情報を発信し、桑名市の価値をさらに高めていきたいと思っています。
【新しい総合計画の策定】
　「桑名をまちごとブランドに」の考え方のもと、市民の皆様が桑名市の価値を再認識し、誇りを持ち、暮らし続けたいと思えるような新しいまちづくりの方向性を示していきたい。 昨年度は、総合計画審議会をはじめとする各会議等において幅広い世代、分野の方々からご意見をいただき、庁内体制としては、本部会、部会、ワーキング・グループにおいて、内容の検討を行ってきた。 本年は、計画の素案づくりをはじめとし、パブリック・コメントの実施など必要な手続きを行いながら、議案の上程に向けて準備を進めていく。
【防災対策】
　４月には「県北部海抜ゼロメートル地帯対策協議会」を設置し、海抜ゼロメートル地帯の特殊事情を踏まえた防災・減災対策を検討していきます。これまでも風水害により多大な被害に見舞われてきており、また南海トラフ地震による被害想定においても、甚大な被害の発生が予測されており、この協議会への参画はもとより、特別強化地域の追加指定も含めた新たな対策等についても三重県と連携を図り、国に強く働きかけていきます。
【新病院整備の状況】
　桑名市総合医療センターでは、現在、新病院建設に係る事業者への意向調査を実施しています。 桑名市としても、桑名市総合医療センターと連携し、一日も早い新病院の開設に向けて全力で取り組む。

議案質疑と一般質問と分けてすることになった。枕詞（安倍政権に対する批判)はどちらでするべきか。

２０１４年６月議会　議案質疑

１、マイナンバー（国民総背番号）制度について、
（１）制度について
　　　　?　補正で７，５００万円余りの予算が計上されているが、これですべてか。
　　　　?　国の事業に、何故市の負担が必要なのか。
（２）何が期待でき、不安はないか
　　　　? 実施のメリットは
　　　　? 個人情報やプライバシーの保護、情報漏えいや犯罪が際限なく広がる危険性にどう対応するのか。

２０１４年６月議会　一般質問

１、福祉問題について
（１）市が進める「地域包括ケアシステム」とは（医療・介護総合法案に関連して）
　　　　?　病院からの早期追い出し、特養へは入れない・負担増・保険はずしで、住民の老後は安心できるのか。
　　　　?　国・自治体がすべきことを何故市民に強要するのか。

２、教育問題について
（１）県教育長が学力テストの学校別結果の公表（４月３０日）を発言しているが、新聞報道はまちまちである。市はどのように聞いているのか。市の対応は今まで通りか。
（２）教育委員会改悪法案について、市の考え方は。（従来の答弁に関連して）
（３）土曜授業について、市内の統一性は。

３、環境問題について
（１）クルクル工房の運営について
　　　　?　運営方法の変更の理由は何か。
　　　　?　今後、資源ごみ・生ごみ処理・リユース・その他はどうなるのか。
（２）陽だまりの丘地内ホタルの里でのホタル飛翔観察会について
　　　　?　事業を始めた経緯について
（３）騒音公害について、基準値以上のものをどう対 　 応するのか。
　　　 ? 県の道路騒音調査について、市の考え方は。
　 ? 小貝須の工場騒音について、市の考え方は。