活動日誌−活動日誌

【13.12.25】 12月議会最終日

12月議会に提案されています22議案中17議案に反対討論

 今日は、日本共産党の星野公平です。
 亡くなられた堀議長のご冥福をお祈りします。
 桑名市議団を代表して12月議会に提案されています22議案中17議案に反対します。

1、 議案第90号 平成25年度桑名市一般会計補正予算(第4号)
第一に、国の地方交付税削減による給与減額支給措置に準じて実施された市の「職員の給与減額」に反対です。加えて、(反対しています)子ども・子育て支援新制度の電子システム整備事業の債務負担行為追加、県の保育士等処遇改善の曖昧さ、介護保険特別会計への繰出し金に「地域包括ケアシステム」推進協議会関連予算が含まれていますので反対です。「地域包括ケアシステム」の見解は、議案第97号の条例の制定のところで述べます。

2、 議案第91号 平成25年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
「職員の給与減額」がありますから反対です。

3、 議案第93号 平成25年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
「職員の給与減額」に加えて、「地域包括ケアシステム」推進協議会関連予算がありますから反対です。

4、 議案第94号 平成25年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
そもそも、医療を年齢で差別するこの制度に反対であり、「職員の給与減額」がありますから反対です。

5、 議案第95号 平成25年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)
6、 議案第96号 平成25年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)
共に、「職員の給与減額」がありますから反対です。

7、 議案第97号 桑名市地域包括ケアシステム推進協議会条例の制定について
「地域包括ケアシステム」は、患者を病院から短期で追い出し、条例には、「ニーズに応じた住宅が提供されることを基本とする」となっていますが、現状は整備されてない住まい(場所)を中心として、ボランタリー等の専門でない人たちに互助・共助を強要するものであり、今の状況では、このシステムの推進に反対です。また、条例には幾つかの必要な事項は市長が定めるという白紙委任状的な事や事務局が離れた2カ所にある等曖昧なところがあり反対です。

8、 議案第100号 桑名市城南河川防災センター条例の制定について
条例には、使用料の問題やコミュニティ活動として他地区の市民も使える等曖昧なところがあり反対です。

9、 議案第103号 桑名市水道事業給水条例の一部改正について
10、 議案第104号 桑名市下水道条例の一部改正について
この2つの議案は、国が来年4月から消費税を5%から8%に増税する事に伴って、水道料金・下水道使用料の消費税分を値上げをしようとするもので反対です。
11、 議案第105号 公の施設の指定管理者の指定について
12、 議案第106号 公の施設の指定管理者の指定について
13、 議案第107号 公の施設の指定管理者の指定について
14、 議案第108号 公の施設の指定管理者の指定について
15、 議案第109号 公の施設の指定管理者の指定について
16、 議案第110号 公の施設の指定管理者の指定について
この6つの議案はいずれも市が責任を持って直営で運営しなければならない施設(清風園、市内の公園、市営の駐車場・駐輪場、生涯学習施設、旧桑名市内のスポーツ施設、多度スポーツ施設)を民間に委託・運営させるもので、責任の所在が不明確になると共に、決して住民に良い公共サービスを提供するものになっていません。この様な指定管理者制度には反対です。
付け加えて、駐車場・駐輪場はどうして直接シルバー人材センターにお願いしないのか疑問です。また、三幸株式会社に旧桑名市内のスポーツ施設を任せることは特に市民プールでの子どもたちの命と安全の点で不安であります。

17、 議案第111号 地方独立行政法人桑名市総合医療センターが達成すべき業務運営に関する目標を定めることについて
今までになかった「地域包括ケアシステム」の業務を盛り込んでいますので反対です。

以上、22議案中17議案に反対します。
議員の皆さんのご賛同をお願いしまして、反対討論と致します。

「教育委員会委員の任命につき同意を求めるについて」質疑を行い、反対討論しました。

【質疑】
 「教育委員の選任」は如何にあるべきか。毎回難しい問題を抱えます。
私たちは、公選制またはそれに近いことを求めています。
松岡氏について数件伺います。
1、 立派な人らしいですが、経歴書から2点確認したい。博士課程前期は終了して
いるのか。日本原子力研究所に入ったのは何時か。
2、 前々回から提出されるようになった思いや決意から、私の専門とは何か。桑名
市と三重大教育学部との連携で何を期待するのか。
3、社会活動で「中部原子力懇話会」専門委員となっているが、で何をされていたのか。(原発の推進か)
4、中部電力からお金を貰って研究されたと聞いていますが、事実は。

【反対討論】
 現在の教育委員会委員には教育長を除いてそれ程権限はありません。しかし本来ならあるのです。私は教育委員の方にはその能力に応じてもっと頑張って欲しいと思います。今回任命の同意を求められている松岡氏は、先程来の質疑・答弁からも良く分からない、さもなくば原発推進論者ではと思われ、到底同意する事は出来ません。

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