活動日誌−活動日誌
【13.06.19】 今日から議案質疑が始まる。
議案質疑が盛り上がらない。肉付けが無いだけではなさそう。
4人が135分行う。持ち時間が基本的に45分のために、議案質疑が疎かになる。
議案質疑の内容も昨日の代表質疑と同様に、医療センター問題、総合計画関係、子ども・子育て関係が主であった。
その後、職員と特別職の給与削減条例の2本が上程され、4人が質疑をし、3人が反対討論を行ったが、市長提案通り成立した。7月から3月まで7%ほど削られる。
請願4つのうち、2つの追加説明を行った。
「請願第1号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する請願」
この請願は、
? TPPに参加しないこと。
? TPP参加までの日米2国間協議を中止すること。
を求め、意見書を政府関係機関に提出することを請願するものです。
請願提出団体は、三重県保険医協会、三重県商工団体連合会、農民運動三重県連合会、三重県労働組合総連合、全日本年金者組合三重県本部、三重県生活と健康を守る会連合会、新日本婦人の会三重県本部、自治労連三重県本部、三重県民主医療機関連合会の9つの団体からです。
請願趣旨について請願書を朗読させていただきます。
(本文)省略
議員の皆さん、付託される教育・経済常任委員会の皆さん、ご審議よろしくお願いします。
以上です。
次に、請願第3号です。「新病院建設場所の検討と太陽の光を求める請願書」が、新病院建設予定地の寿町の住民5名から出されました。
新病院建設について、建設予算の変更・見直しが行われ、多額の追加の予算・税金が必要と、今議会でも多く議員から質問が集中しています。いずれも、市民が納得できる答弁が得られているとは思えません。
当初予算の30%を超える支出の拡大は、「基本構想・基本計画」からの再検討の必要を提起しているのが、国・県・市でも決められている「設計変更に伴う契約変更の取り扱い」の30%ルールの思想であります。
おりしも、「内閣府は、5月28日「南海トラフ」を震源域とする巨大地震への対策をまとめました。この中で、津波被害を避けるために、学校・病院など子どもや患者、高齢者ら災害弱者が集まる施設について、配置を見直すとして、国や自治体に、高台など安全な場所への事前移転を提言しています。」
市長、否、議会の皆さん、市民の皆さん。新病院建設に特急列車(リニア新幹線)に乗ってきました。地下走行で周りが見えません。安全性も確保されていません。今こそ立ち止まって病院建設・地域医療(ハード面・ソフト面)を市民の皆さんと共に考え直す時ではありませんか。
請願書からですが、「私たちが長年住んでいる寿町に、大きな病院をつくる具体的な話を3月末に初めて聞きました。これからの老後をのんびりとこの生まれ育った地で過ごしたいと思っていた矢先に、高層の病院が建設されて、健康の源である太陽の光が奪われようとしています。
聞くところによりますと、病院建設費用がこの海抜0メートルのところに建てるために、35−50億円追加になり100億円くらい掛かるようです。思い切って国が提言しているように高台(西医療センター付近の地元住民の方々も要望されています)に変更してはいかがでしょうか。
何とかこの地で健康に住み続ける事ができるために、貴議会で私たちの意見を十分検討され、市に提言していただけるようお願い致します。
私たちから太陽を奪わないでください。」
もう一つの問題が、ここで述べられている住民から太陽を奪ってしまう問題です。このことについて、市も医療センター側もちゃんと説明しておらず、対策も取っていません。病院が公共施設だからと言って、また本来病気を治す施設が、近隣住民から太陽を奪い、病気にさせて良いのでしょうか。
請願事項は、
「1、新病院建設場所を再検討して下さい。
2、強行する場合、私たち住民から太陽の光を奪わない方策を取って下さい。」
の2点です。
議 員の皆さん、付託される新病院の整備等に関する特別委員会の皆さん、ご審議よろしくお願いします。
以上です。