活動日誌−活動日誌

【13.03.06】 代表質疑を行いました。

9項目中最後の2項目については時間切れになりましたが、目的はほぼ達成しました。

こんにちは。日本共産党の星野公平です。
日本共産党桑名市議団を代表して、伊藤市長にいくつか質問をします。
私は、12月議会で、伊藤市長の市政運営方針について、前市長からの引継・情報の公開・住民負担の拡大・桑名の自然を守るためにの4点について伺いました。伊藤市長は7つのビジョンを上げておられますが、私はその中で「全員参加型」と「情報公開」それに「行財政改革」の3点で市長の姿勢を見て行きたい(評価して行きたい)と思っています。
「全員参加型」と「情報公開」では、就任以来の市長の行動で、いろんな市民団体に会われ聞く耳を持っておられるところや部長会の議事録公開は評価するものです。しかしながら、伊藤市長のやろうとする行財政改革には厳しく対応していきたいと思います。
住民負担増について今議会へ上下水道の料金値上げ案が出され、非正規職員の低賃金は改善されていません。これらについても論議をしたいと思います。
また、12月議会の答弁の中で「都市計画」、リニア新幹線、長良川河口堰の問題については、伊藤市長にもっと勉強して欲しいと思っています。それでは、一問一答で代表質疑を行います。

1、市政運営の基本的な考え方を問います。
(1) 市長は提案説明のなかで、「市民の皆様から信頼される行政の構築と、風通しの良い組織づくりのために、職員一丸となって取り組んでおります。」といわれていますが、
? 具体的に何をしようとしているのですか。もう少し説明をお願います。
? 市長カフェ、どこでも市長室も良いですが、全員参加型市政の構築のために、陳情・対話に来る人に対して、決して拒まずの姿勢で、市民との対話を広げていってもらえないものでしょうか。先の議員の答弁の中で、「1人でも多くの市民と」とか「市民の中へ飛び込んでいく」と言う発言もありました。
ご答弁お願います。

(2)行財政改革を推進とは、
? 2月25日、【行政改革推進委員会】を傍聴しました。第3次行革大綱の進
捗状況が発表されましたが、外部の委員からは「職員自らには甘く評価し、市民の目線はもっと厳しい」というような指摘がありましたが、どの様に考えておられますか。また今後の行革の方向性はどこにありますか。市長の言われる行革の中心は、公共施設のマネジメントですか。
今後の【指定管理者制度】の評価や導入について方向性はどうなっていますか。条例で委員の報酬の統一が行われるようですが、今までの金額と変更後の金額を説明ください。その意味するところ変更の理由はどこにあるのですか。
【入札問題】について、
行革には入っていないようですが、最低制限価格の変動制について、先般、入札調査委員会を傍聴しました。情報の漏えい防止には効果があったとか財政的影響は少なかったとか来年度からは指名停止を受けていた2社が復活するので変動割合が増える等の意見で、見直しは行わず、来年度以降も継続的に検証をしていくと言う事でした。この変動型最低制限価格制度は正直者が馬鹿を見る制度である事を強調しておきます。【答弁は要りません。】
? 12月議会でも質問しましたが、「納税者の視点で次の世代に責任の持てる
財政とは」何か未だによくわかりませんので再度説明してください。非課税の人はどうなるのですか。市政に参加できないのでしょうか。

(3)新病院整備事業については、地方独立行政法人であるために、議会から言える事は限定されていますが、市民・出資者(お金を貸す。多額の税金が投入されている)として、2015年4月開院を急ぐ事は「速かろう・安かろう・悪かろう」に為らないか。心配です。今こそ住民参加で精査をすべきではないか。
100床当たり医師数は20人と言われましたが、医師は何時までに80人以上確保できるのですか。科別の状況を教えて下さい。
急ぐ理由と実施設計を何故随契で行おうとするのか答弁願います。

(4)安心・安全、地域に信頼される学校づくりについて、
教育委員会委員長様、お忙しいところ御出席いただき有難うございます。
? 市長は「子どもたちに、基礎的な学力と豊かな心を育むことのできる教育の実現にむけ、教育環境の整備充実を進めるとともに、いじめ、差別、体罰のない安全・安心な学校づくり、地域に信頼される学校づくりを推進」と言われました。具体的に何をするのか。先の議員の質問に対して、教育長職務代理は少人数教育とかノ―XXデ―で読書活動とか心の相談室の充実とか学級満足度調査で学級集団作りとか言われました。市長からの答弁を求めます。
? 予算説明で「いじめや不登校などの未然防止・早期対応を図ることを目的に、『学級満足度調査』を実施」と言われましたが、「学級満足度調査」で問題点が分かるのでしょうか。
? 現在、先生方の長時間労働が問題になっています。先生に充分に子供達に向かい合う時間が確保されていますか、現状を報告下さい。
? 教育委員でない教育長職務代理は何時まで続くのですか。
御答弁お願いします。

2、各提出予算について問う
(1)平成25年度一般会計予算について、3点質問をします。
? 人権施策での基本方針・基本計画の見直しとあるが、主にどの点か。
当初の作成のいきさつと今回の作成の中でアンケートは行うのか。
? 駅西区画整理事業について、繰越明許【議案第36号】5件で206百万円
と来年度【議案第1号】7百万円の考えは(補正を前提にしていないか)
平成36年度完成というが、今年度やれなかった真の理由は、来年度は何もしないのか。
? 景気回復に大きな力になると思われるが、非正規職員の時給は上げないのか。
実態はどうなっているのか。最低で時給1000円以下をなくするのにどれ位の費用が必要か。

(2)介護保険事業特別会計予算について、
2月8日に長崎市のグループホーム火災でまた悲惨な事故が繰り返されました。防火対策が違法な施設は全国にいくつもあり、何時繰り返されても不思議でないと言われております。建築基準法でこの様な施設が「寄宿舎」で扱われている所に問題があるようです。
国では、国交省・厚生労働省・総務省、市では、都市整備部・保健福祉部・消防の間に壁があるようです。
グループホーム等泊まれる施設の安全性の確保のために桑名市は、建築、福祉、消防の3部門の連携についてどのように考えていますか。
なお、施設の安全状況が公開されてないところに大きな問題があります。【答弁を求めず】

(3)水道会計予算及び下水道会計予算、それと関連条例の改正について
? 値上げについて 何故市民につけを回すのか。
12月議会に続いて再度質問させて頂きます。「高齢者、低所得者世帯等への影響に十分配慮した上で決定したい。」という答弁でした
上下水道料金の値上げについて、市長の説明は、予算では、「収入面では、水道料金の改定、下水道使用料の改定により営業収益の増を見込んでおります。」条例改正では、「昨年3月に策定した「桑名市上下水道事業経営計画」に基づき、経営改善と安定的な経営基盤の確立を図るために、水道料金、下水道使用料の改定に関し、所要の改正を行うものであります。」と言っているだけでした。
これでは市民は納得できません。所得が減る中(特に年金も減らされます)、公共料金の値上げや安倍さんの言う物価2%アップは耐えられません。来年には消費税の増税も予定されています。桑名市は市民にどの様に生活しろと言うのですか。
料金収入の減少、給水区域内人口の減少、施設の老朽化、耐震化の促進等を言われ、対策は、料金改定と民間委託、未収金対策と言われますが、何が健全化なのでしょうか。
立ち止って考え直して下さい。
当局の皆さんのするべき事は、桑名の総水需要、特に大口先の需要、地下水の利用の把握や購入している水の価格(特に長良系)の見直し交渉ではないですか。市民の苦労している節水対策は当局にとって悪なのですか。
市民は交渉できません。この議会の場が勝負です。答弁願います。

以下の2点は、時間切れになりました。

3、「地域主権改革」に伴う例規の改正について
(1)「地域主権改革」に伴う例規の制定や改正が幾つか上がっていますが、「地
域主権改革」に対する市長の見解を問います。
市長は、「行政全般について時代の要請等を勘案しながら、たゆまない行財政
改革を推進し、地方分権改革の精神に基づき、自らの責任と判断で地域の実情
にあった行政運営を行ってまいります。」といっています。
倉本議員の「地方分権改革について」の質問には、何故か市長公室長が答弁さ
れました。これは極めて政治的な問題でありますので市長自ら答弁願います。
地方への権限移譲と共に国からのお金も少なくなると予想されますが、市にメリットはあるとかんがえておられますか。

4、市長等の給与減額及び職員の退職手当引き下げについて     
(1) 市長等の給与減額(何のためなのか)、職員の退職手当引き下げ(職員の将来設計はどうなるのか)、
先の議員への答弁から、来年度職員の給与の引き下げは、現状白紙の状態、これから検討する、するなら6月議会でということでした。
職員の退職手当引き下げについて、職員の将来設計はどうなるのか、市はどのように考えているのかだけ答弁願います。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)