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【11.04.18】 第3回 生活保護関連の学習会と相談会を実施

第3回 生活保護関連の学習会と相談会を実施

奥森祥陽(おくもり・よしはる)さんを講師に学習会が行われました。
内容は、後ほど追加します。

4月16日(土)午後1時より桑名市民会館3階の大会議室にて、京都府山城北保健所のベテラン生活保護ケースワーカーの奥森祥陽(おくもり・よしはる)さんを講師に学習会が行われました。
今回の東日本大震災で避難所支援に会津若松市に行かれた報告がありました。
貧困は自己責任か、社会の責任かの問いかけから始まり、社会福祉法、生活保護法の理念や目的の解説がありました。ケースワーカー歴20年以上の経験と実績に基づき就労支援の取り組みを中心に色々と報告していただきました。
京都府山城北保健所の就労支援活動の5つの特徴は、? 5年先、10年先の生活を見据えた支援 ? 組織的・継続的な支援 ? 就労支援は日常生活・社会生活自立支援と一体で ? 「たより」の発行 ? 技能習得費の積極的活用 だそうです。「自立支援ハンドブック」―自立支援をよりよくすすめる8つのポイントーは含蓄があり、読めば読むほど中味があり、みんなで活用したいものです。? 希望を尊重した支援 ? 共感にもとづく支援 ? 共に動く支援 ? 将来をみすえた支援 ? 責めない支援 ? 途切れない支援 ? 利用者の力を引き出す支援 ? 組織的な支援
ケースワーカーさんに次の様な厳しい問いかけも有りました。生活保護受給者をどの様に呼んでいるか。見えないところでもちゃんと「さん」付けしているか。生活保護の利用者と呼んでいるか。アポなし訪問はしていないか。等々。
 

ケース検討会の様子

  午後2時からは平行して相談会が実施され、生活保護、雇用・労働問題、多重債務等々12人の方の相談に桑名市のケースワーカーさんやハローワークの方々、桑名市社協の方々、東海生活保護利用支援ネットワークの弁護士・司法書士があたられました。終了後には恒例のケース検討会も行われ問題点等を共有しました。(個人情報は保護されています。)

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