【10.09.07】 今日総括質疑を行いました
枕詞
こんにちは、日本共産党の星野公平です。
日本共産党桑名市議団を代表して、上程になっています１１議案中３議案について質問します。
昨年９月の民主党中心の政権誕生には期待を持ちましたが、政治とカネの問題は解決されず、沖縄米軍基地問題には沖縄県民や国民の声に答えられませんでした。日本経済も雇用問題も最悪の状況で格差と貧困が更なる大きな社会問題となっています。今、新しい総理大臣選びが民主党の中で行われていますが、私たちの生活からかけ離れたところで行われています。地方自治はどうなるのでしょうか。「地域主権改革」はどうなるのでしょうか。
このような中、今年は特に暑い夏でした。残暑もまだ続いています。高齢者の所在不明問題だけでなく、炎暑と高齢者の貧困が大きな問題になっています。さいたま市では生活保護が認められなかった男性が電気･ガスを解約し、この炎暑の中で熱中症で死亡するという事件も起こりました。桑名市も決して例外視できないのではないでしょうか。
１、 議案６３号 平成２２年度桑名市一般会計補正予算（第２号）
（１） 検査事務費の増額について、
先の議員の質疑に対する答弁で、外部検査機関への委託は、検査機能の強化を図るとか監督職員や検査職員のスキル向上が図られるとのことでした。来年度の成果報告を楽しみにしたいと思います。いずれにしても人が職員が足らないのではないですか。この項、先の議員の質疑と重複しますので答弁はいりません。
（２） 緊急雇用について
１２事業で２１人の雇用ということですが、４月より９６人金額にして１２０百万円になりますが、効果と桑名市内への影響はどうなっているのでしょうか。
個別の内容については委員会で質問したいと思います。
（３） 太一丸江場線について、先の議員の質疑と重複しますので取り止めますが、再度このような事（２つの誤り）が起こらないよう所内の慣れに注意してください。
（４） トイレ改修事業について
決算成果報告書には昨年度の大和小学校の改修で、成果向上余地無しと評価され、問題点は指摘されていません。何故補正を組んでまで今年度しなければならないのですか。又、「実施設計委託料」が１校３，５００千円は高くはないですか。根拠をお示しください。各学校でトイレの仕様は違うかもしれませんが、同じような「実施設計委託」の予算執行をする必要性はどこにあるのですか。
２、議案６７号 平成２１年度桑名市一般会計並の歳入歳出決算の認定について
思い出してみると、お年寄りいじめの予算でした。何点か伺います。
（１） 一般会計
�� ふるさと雇用再生特別交付金、緊急雇用創出事業交付金、地域活性化・生活対策臨時交付金の効果は
私は昨年の予算議会で、国の「ふるさと雇用再生特別交付金、緊急雇用創出事業交付金、地域活性化・生活対策臨時交付金」を有効に活用させ、市民の皆さんの暮らしを守るのにいかに役立たせるか重要なテーマの一つだと思われます。そして、有効活用のために知性と力を発揮すべきだと考えております。と述べました。１番目にこれらの効果についてうかがいます。なお、「地域活性化・生活対策臨時交付金」は新火葬場の建設に充当したとのことで答弁は結構です。
�◆｜亙�税管理回収機構は滞納者の生活を脅かす
昨年度も移管は６０件、約８０百万円で徴収は３３百万円、負担金額は１２百万円で市は「回収機構」を評価しておられ、今後も活用されるそうです。しかし、「回収機構」送りになった人の心情を(払いたくても払えない、説明しても税務課の担当者に分かってもらえない)少しは理解していただきたいことを付け加えて起きます、答弁はいりません。
�� 社会福祉協議会への指定管理・委託内容は
決算特別委員会分科会で詳細を伺いたいと思いますので取り止めます。
�� 餓死事件以後の生活保護行政の変化は
昨年４月に起こった餓死事件は衝撃的でした。北九州市の事件の二の舞と全国からも注目されました。事件以後の生活保護行政の改革した点について報告願います。このような中で、決算成果報告書で「成果も上がっている」とはどういうことなのか説明してください。
�� 広域環境基本計画事業と広域連合
広域環境基本計画事業の中身とお金の使われ方について説明してください。公金横領事件が発生した「桑員環境保全推進協議会」のお金の使われ方についても説明してください。前の議会でも話しましたが、広域連合との打ち合わせは進んでいるのでしょうか。
�� 消費生活事業と広域連合
消費生活相談業務は、住民に認知されれば、これからも増加の一途だと思います。広域連合とも連携して広く開催してください。答弁はいりません。
�� サンファーレの収支は
歳入８５百万円、歳出５９百万円で収支は２６百万円の黒字であるそうです。但し、経営として考えるならば建設費、地代、固定資産税がないことを肝に銘じてください。答弁はいりません。
�� 道路施設維持補修費（道路修繕工事）（市道、側溝の整備等の計画と実績）
建設部
側溝の蓋、道路石が跳ねての事故が目立ちます。市道、側溝の整備等の実績と今年度以降の計画はどの様になっているのでしょうか。住民の要望と不満は大きいものがあります。
�� 駅北有料駐輪場の収支は
単独で決算すると赤字になりますが、当初担当の部長は、黒字化して建築費用を返していくような答弁をされましたが今後の見通しをお聞かせください。
経費を削減し無料化しては如何でしょうか。
【決算書８５Ｐ】 自転車駐輪場使用料 ２１，８７３，８００円
【決算書２３７Ｐ】駅北施設管理運営代行費 ２３，６８８，６１１円
�� 駅西・桑名駅東口土地区画整理事業について
１、 不服審査が８件との報告ですが、その内容と「棄却の裁決」は成果と決算成果報告書にありますがどういう意味なのですか。
２、 地震などの災害による家屋の倒壊、駅西は本当に買い物客でにぎわうのか、桑高北側の道を駅まで延伸させるのは本当に必要なのか、今も多くの疑問が出されています。計画に対する不満が再燃しているようですがどの様に受け止められていますか。
�� 自由通路計画はどうなっているのですか。今までかかった総費用を報告してください。
特別会計の認定
（２） 国保会計
２１年度の非自発的離職者の減免は２１５件で５百万円ほどだったそうです。加入者の苦しさの象徴でもあります。
�� 特定健診の実績につて報告ください
�� 国保税の値下げは可能ではないのか
実質収支額が昨年より３億円増え、６億４千６百万円になっていますが、県下一高い国保税を１世帯あたり３万円値下げできるのではないでしょうか。検討はされているのでしょうか答弁願います。
（３） 下水道
� …硬腓両�化センターについて
�◆…拘�計画について
長島の浄化センターの建設中に発覚した処理槽のひび割れは完全に修復され問題ないとのことで答弁はいりません。
下水道の整備は、平成３７年これから１５年後に桑名の全域に普及できるとの計画ですが間違いありませんか。間違いなければ答弁はいりません。
３、議案６８号 平成２１年度桑名市水道事業会計の認定について
配水管布設替工事で入札のたたきあいが行われています。最低制限価格を下回って失格する業者が続出し、落札できる様に頑張ってみても複数の企業が同額で並び、くじによって候補の順位が決定されています。真剣に公契約・条例を考えるときが来ているのではないでしょうか。
平成２１年度は、水道汚職と架空工事による請求事件が発覚した年度です。特に注視して決算内容をチェックする必要があります。
まず第一に、
（１）汚職・不祥事・架空工事について
代表監査委員さんに質問させていただきますが、会計監査上で架空工事による請求などの不正はわかるのでしょうか。
（２）工事費の確定について
水道工事においては、最初の契約と追加工事のための最終契約金額がちがうケースが多く存在します。途中での変更が多すぎるのです。掘ってみなければ分からないというのが通説化されているようですが、プロがやっておられこのような認識でいいのでしょうか。契約金額変更の率を示してください。ここに汚職や架空工事請求の温床があるのではないでしょうか。
（３）業務委託先変更について
営業関連業務委託が「ジェネッツ」から「第一環境」に変更になりました。
プロポーサルの内容について、評価の内容、契約金額、審査委員の名前と変更による効果（含む経費）を報告ください。