【10.08.18】 星野公平ニュースＮｏ．１１９発行
菅首相の２つの二枚舌
（植民地支配の反省やお詫びはするが｢韓国併合条約｣は有効と）
（非核三原則は堅持するというがアメリカの核抑止力は必要と）
暑い日が続くなか、今年も８月１５日、６５回目の終戦記念日を迎えました。戦争をしない・恒久の平和を願う決意を市内の何箇所かで訴えました。多くの方の賛同を得られたと思います。しかし、新しい菅民主党政権の動きが少し変です。
１、今年は、「韓国併合条約」から１００年目の年にあたります。この条約は、日本が韓国に対して軍事的強圧によって押しつけた不法・不当なものであり、この条約のもとでわが国は、韓国の「国」そのものを抹殺し、文化や言語、姓名すら奪い去るという野蛮な植民地支配を強行しました。この事実を日韓両国の共通の歴史認識とすることは、今日の重要課題です。（市田談話）
ところが、菅首相は反省はするが「韓国併合条約」は有効と発言。
２、「核のない世界」をめざす世界の流れはかつてなく広がっています。「被爆６５周年」の今年開かれた原水爆禁止世界大会は、核兵器禁止条約締結のための交渉を速やかに開始することを求め、「核兵器による安全」＝“核の傘”から離脱するよう求める画期的な「すべての国の政府への手紙」を採択しました。（市田談話）
しかし、菅首相は非核三原則は堅持というがアメリカの核抑止力は必要と発言
２０１０年９月「決算議会」スケジュール
９月 １日（水） 午前１０時 本会議開会（議案上程、説明）
９月 ７日（火）〜１０日（金）
午前１０時 本会議、議案質疑・一般質問
９月１３日（月）〜１６日（木）
午前１０時 常任委員会・決算特別委員会分科会
９月２２日（水） 午前１０時 決算特別委員会全体会
９月２８日（金） 午後 １時 本会議(委員長報告、討論、議決）閉会
請願・陳情の締め切りは８月２４日（火）です。
「桑名市斎場」の運営業務委託先が８月２６日に決定。
既に、７月１６日に参加申込の締め切りが行われ、数社が応募。８月９日に提案･見積りなどの書類の提出があり、１６日１次審査をして、２２日に２次審査(｢桑名市斎場運営業務委託事業者選定委員会」で採点を行い、最高点を獲得した事業者に決定｣を実施予定です。２６日には結果の通知・公表が行われます。桑名市は、「当該プロポーザルに関する情報は、原則として公開します」といっていますが、応募企業は公表されず、選定委員会の委員も契約者が決まるまで公表されません。今回の公募、これで本当に市民の納得する結果が出るのでしょうか。
日 本 共 産 党 演 説 会
日時 ９月１１日（土）午後２時より
会場 桑名市民会館 小ホール
弁士 衆議院議員 佐々木憲昭 （参議院選挙後の情勢など）
１１月に行われる市会議員選挙の予定候補者３名もお話します
【議会運営委員会視察報告】
８月５日、６日に、議会基本条例の制定・運用と予算・決算審査の方法について徳島県小松島市と兵庫県明石市を訪問しました。私の感想と提案です。
１、 小松島市
【議会基本条例の制定・運用】
・制定の委員会設置の前に１年ほど勉強会を実施していた。詳細は確認できなかったが、自主的なもので、必要性など自由な意見が出されたのではないだろうか。
・特別委員会では短期間のうちにパブコメと住民説明会を実施している。
・この条例は制定過程の論議が重要である。条例だけを見て意見は言えない。
・住民の意見がどれだけ吸収でき、取り入れられるのか見ていく必要がある。
【予算・決算審査の方法】
・市の主要事業の中から、議会が重要事業として取り上げ、トレースしていく。
・議会の総意としての事務事業評価は必要であろう。
２、 明石市
【予算・決算審査の方法】
・９月議会が長くなりすぎ、定例会と決算議会と分けてはどうだろうか。
・行政側の決算報告は全員が詳細を聞けるようにすべきです。
・所属してない分科会に対する意見をどうするのか検討の余地がある。
・分科会で採決しないのは良いのかどうか判断に悩む。
・付帯意見（議案反対者にも認めている）は議会の委員会でまとめるべきです。
・会派に属してない議員が、決算案に総括質疑ができないのはおかしい。
私の思い(下) ２期目４年間を振り返って、ＮＥＸＴ
１、 職員の不祥事 ⇒ 原因は徹底的に究明する。
�� 入札問題
原点に戻り、８年前の議会での入札調査対策特別委員会が行った１２項目にわたる提案を今でも遵守すべきです。
２、 桑名市の都市計画 ⇒ マスタープランの精神を尊重。
�� 環境対策
多度山にギフチョウを戻らせ、長良川を再生する。
ごみ問題については、ＲＤＦ事業から県が手を引く方向にあると言われており、全市民的な議論が再度必要になっていく。
３、 桑名の福祉 ⇒ 福祉の町、桑名に。
�� 生活保護行政のあり方
昨年、桑名市内で起こった「餓死事件」に関して、情報開示の隠蔽性には問題があるものの、その後の保健福祉部の積極的な研修参加や保護行政の対応は国の指導もあり評価できるものです。しかしながら個別的に幾つかの問題点があり、解決していく必要がある。ワンストップサービスの継続的実施が要望される。
�� 医療･介護は
地域医療の現状分析と自治体病院（独立行政法人桑名市民病院）のあり方を根本から考え直す必要性がある。介護難民は作らせない。
４、 桑名の教育 ⇒ オリジナリティを求めて
教育の問題を語るとき、国・自治体の予算の乏しさを無視することは出来ません。教育委員の任命のあり方、「教育委員会」の公開性が必要。
全国学力テストは「学力の定着状況や傾向を把握､分析し､今後の指導方法の改善や教材の工夫に役立てていく」との事ですが、必要ないとの声が大きくなっています。
９月になるとマスコミは「夏休みが終わり二学期が始まった」と今でも報道します。二学期制について学校関係者、保護者、子どもたちは、どのように思っているのか。多くのデメリットもあり、再検討をする時期ではないだろうか。
生涯学習とは、文字通り「人々が生涯にわたって学び・学習の活動を続けていく事」であります。老いも若きも公民館を中心に学校も含め学べる運動にし、受益者負担等と言わずに、無償で市民に場所を提供して欲しいものだ。
【写真略】
新火葬場
市街化区域の開発
市民病院
中央公民館