【10.07.20】 駅西土地区画整理事業について４年間
情報の非公開と予算の問題
この４年間事業はどのように進んでいき、私たちはどのように主張してきたか。（事業は１０年遅れ、予算は合併債の乱発、見通しのない事業は止めよ。）
０６．１２月 桑名駅西土地区画整理での用地取得費（必要土地のやっと半分）
０７．１月 行政自ら「まちづくりルールの必要性について」講演会実施
０７．２月 仮換地指定に向けた仮換地供覧はじまる
０７．３月 来年度予算、駅西地区整備に１０億８０００万円、
桑名駅周辺の開発は常に市民に情報公開を
駅西土地区画整理事業の仮換地の供覧が、根強い住民の反対にもかかわらず行われ、年度内の仮換地指定、来年度の工事着工の予定が進行しています。供覧に際して職員からの「もう決まっていることだ、意見があったら県を通して、強制執行もある、」このような事があるのではないか心配であります。供覧が終われば、住民の方の反対の意見・
不満があっても仮換地の指定を行っていく。
０７．５月 ひどすぎる駅西土地区画整理内の市道（蛎塚益生線）を指摘
０７．６月 ６月議会質問、駅西区画整理 このまま進めて良いのか
０７．７月 仮換地の指定等を審議する審議会委員の選挙が行われる。
候補者が定数をオーバーして選挙が行われる予定でしたが、急遽「選挙になるなら立候補をやめる」という方が２名おられ、無投票になりました。これまでも桑名市が特定住民に立候補を依頼していた事実がわかり審議会のあり方、委員の公平性に疑問がもたれています。新しい審議会に注目と期待。
今年の２月から仮換地案の供覧が対象者に行われていますがいっこうに進んでいません。当初年度内３月までに終えるとしていたものが、未だに１００件以上残っており全員完了の目途はついていないようです。事務所ではていねいに対応しているから時間がかかると言い訳をしたり、必ずしも供覧して皆さんの納得を得る必要は無いとも言い出しました。供覧を受けた方からは多くの不平・不満が出てきています。何故、減歩されなければならないのか。隣は誰が来るのか不安だ。高齢で建て替え費用はどうするのか。生きているうちにやれるのか。市に予算はあるのか。また、供覧を受けるとこの事業に賛成していることになるから供覧のために事務所へは行かないと供覧自体を拒否する方も多数みえます。
０７．８月 駅西土地区画整理事業の仮換地の供覧に不満続出
何故減歩されるのか、これでは商売が成り立たない
絶対にこの土地は動かない
最初に言っていたことと違って、別の不便な方に飛ばされた
先行地は早いと聞いていたが、５年先では命の保証も無い
移転先はしょうがないとしてもお金が無く家が建てられない
広い道は怖い、車が通れて安全な歩道があればいい
立場上言えないが、本当に住民の声を聞いているとは思えない
０７．９月 駅西事業の現況 不満続出 立ち止まって見直しを
９月末の仮換地指定をめざして、駅西事務所は住民の皆さんの疑問に遮二無二説明を行っていますが、今回仮換地の基本となる計算式におかしな点が出てきたようです。「減歩は仕方ない」「多少は我慢をしなければ」という考えは止めて、もう一度最初に戻り、新しく換地を指示されたところはどの様な所なのか、職員に聞いてみましょう。「隣は誰なのか」「生活は不便ならないか」また、当初の約束とかなり変わったところもあるようです（土地が２箇所あるのを１箇所にまとめると言っていたがそうなっていない）。知り合いの人の話も聞き、総合的に考え、これからでも市に要望をしていきましょう。
今後の予定は、９月２５日前後に審議会が開かれ、委員の方に仮換地指定の内容等が説明され、委員の意見を聞き、最終的に仮換地の決定となります。この通知が９月末に出される予定で、これが届きますともう変更は聞きません。ちょっとした意見でも委員の方に自分の意見を早めに伝えましょう。
０７．１０月 住民の意見を聞かない事業の推進、これで良いのか。
仮換地指定の供覧の最終局面にきています。（仮換地指定を受けると決定で、変更はできません。）しかしながら個々人が供覧をうけて、新しい換地場所がわかったとしても、これに対する意見を聞いてくれないのが現状です。隣に誰が来るのかも教えてくれません。「新しく土地を買って家を建てる場合、誰もが近隣のことを考慮します」が、事務所は「個人情報」だといって教えてくれません。事務所は同じ事を何度も説明するだけで、難しい計算式を持ち出されても理解できず、説得をするという状況です。今この土地の計算式などの情報開示をめぐって、写しの交付をするかしないかでももめています。
また、�／概腸颪琉儖�は総ての人の仮換地が見られる事、�⊃概腸颪硫彰甲六慊蠅虜櫃砲蓮■毅娃扱錣垢戮討隆甲呂鮴睫世気察�地権者から出てくる意見を検討すべきである事、�Ｎ戮肪�が来るかわからない仮換地の供覧なんてありえない事が明らかになり、重ね図の公開も今すぐ必要です。これは住民の皆さんの力で勝ち取ることができます。
０７．１１月 情報の公開を 今どうなっているのか。市は現況を報告すべき。
仮換地指定が遅れている理由は何なのか。仮換地指定の供覧で不満が続出しているが対応策はどうなっているのか。審議会で事務局は「供覧した案は原則的に変わらない。見て頂き、色々なご意見を戴くものです。」と公言しているが、これでは何のための供覧なのか分からない。駅西事務所の発行するニュースに事実でない噂があると言っているがどういうことなのか。その一方で、駅西地区にも有料駐輪場を作るために（社）日本駐車場工学研究会に６，４００千円の高額で基本設計の業務委託をしています。
０７．１２月 桑名の記事が「区画・再開発通信」に掲載。
１２月議会で、住民の納得も同意も賛成も得られない事業に見通しはあるのか。遅れている理由は何で、何処に問題があると考えているのか。仮換地の部分指定に問題はないかと質問。 【答弁】理解してもらうために説明に時間がかかった。仮換地の供覧は適切に行なわれた。部分指定の弊害はない。
０８．４月 桑名駅西土地区画整理事業に道路特定財源が。
０８．７月 工事説明会開催 資料は事項書と地図の２枚だけ。
桑名駅西土地区画整理事業の造成工事（先行街区）の説明会が、７月２８日（月）午後７時から１時間余り、小野山の養泉寺保育園で行われました。説明は、所長による事業の進捗状況（仮換地指定の状況、残りは１０月の審議会に計る。地区計画案は来年の都計審で）が５分と担当者の造成工事の説明５分で終了しました。住民の知りたいのは、工事の概要・具体的内容やスケジュール等についての説明ですが、最初の説明にはありませんでした。
０８．９月 仮換地に不服のある人は審査請求書を出そう。（９月末まで）
０８．１１月 駅西土地区画整理事業１５％減歩から２２％増歩まで
減歩で苦しめられている人がいる一方で、先行街区へ２２％の増歩で移転する例が明らかになりました。現在行われている仮換地指定は、個人情報と言う名目で、誰が何処へどれ位の減歩率で移転させられるのか一般に公開されていません。しかし、区画整理審議会の委員の方は見る事ができ、意見を述べることもできますが、誰一人として何も質問しません。東京都の例ですと事務所へ行けば、従前の土地の所有者と区画整理後（仮換地指定）の土地所有者がわかる２枚の地図が貼ってあり、誰が何処へ移転するのかがはっきりわかるそうです。隣が誰か分ります。何故、桑名市は公開しないのでしょうか。これでは委員とか有力者が優遇されていると言われても仕方ありませんし、本当に公平に仮換地指定がなされているか不明朗です。
減歩で苦しめられている例は、駐車場の経営者で、１５％近い減歩は駐車場料金の収入減になり、即生活に影響を与えます。減歩は色んな要素を加味し、基本的には土地の価格で決まりますが、この例は桑名駅が南に移転するため、駅より遠くなるのに大幅な減歩です。逆に先行街区に増歩で移転する例は、測定してみると現在駅より６１０ｍですが、駅の南進により、今より遠くなるといわれていますが実際は６３０ｍで、僅かに２０ｍ遠くなるだけです。これで２２％の増歩です。やはり仮換地設計のすべての資料をオープンにして納得できる（住民に説明できる）情報公開が必要なのではないでしょうか。
１０．６月 事業の予算は当初予算で出すべき。
一般会計補正に移転調査・補償として２５１百万円合併債で計上
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