【10.02.01】 今朝の街宣

1、鳩山首相の施政方針演説

28日補正予算が成立。日本共産党は、反対。
29日に鳩山首相の施政方針演説など政府4演説。

鳩山内閣がスタートして4カ月。
鳩山首相は演説で「いのちを守りたい」と政治哲学や政治理念を中心にすえました。しかしその演説は、国民の不満や不信に応えたといえるのか。
迷走を続ける沖縄の米軍基地問題。5月末までに移設先を決定するというだけで、無条件撤去を求めて米と交渉するとは一言もいいません。         
後期高齢者医療制度の廃止を先送りしたことには説明がありません。
派遣法については、「登録型派遣や製造業への派遣を原則禁止」というが、「原則」の名で重大な抜け穴を作ろうとしているという批判には答えがありません。 
鳩山首相の偽装献金や小沢幹事長の土地購入事件など「政治とカネ」の問題でも、「政治家自ら襟を正す」というだけです。自らの疑惑には「おわび」をいいましたが、小沢幹事長の事件には直接一言もふれません。これでは政権としての自浄能力を欠き、国民の信頼を回復できません。
首相は演説で、「いのちを守る」といいながら住民の命と暮らしを脅かす軍事基地の異常については語ろうとせず、「働くいのちを守りたい」といいながら大もうけをためこむ大企業の「派遣切り」の異常にはふれようとしない。
これでは、日米軍事同盟の異常や大企業支配の異常を正せません。
鳩山内閣に国民の不満や不信に応え、国民が切望する政治を実現し、前に進めるために、国民の世論と運動を強めることがいよいよ重要になってきた。

2、国民春闘

経済闘争と政治闘争の結合を。
大企業は、内部留保を還元せよ。

3、桑名の水道汚職

29日、元職員に判決が言い渡された。
しかし、公判で被告が述べた「上司からの水増し指示」には言及されなかった。
桑名市は、今回の汚職事件を単なる1個人の事件として片付け様としています。お金の受取以外の問題が新聞報道されました。「不祥事防止対策検討会」の議事録を見ても「職員の倫理」の問題に特化し、桑名市の構造的な体質に迫るものはありません。直接の上司となる課長も29日(判決日)まで何も言えないと「だんまり」です。判決が出てからでは遅すぎます。今、内部からの事実究明が必要です。

1月18日に2度目の事実解明の申し入れをしたが、未だに返答なし。
市役所の対応の遅れか、姿勢が問われる。


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