【09.12.28】 昨日の党首討論より

志位委員長の発言より

*鳩山首相の偽装献金

12億円もの使途不明金を説明する責任が総理にある。

*景気悪化をどうする

「(景気の)二番底を回避できるのか」
10年間で雇用者報酬が280兆円だったものが、いま253兆円まで落ちている。一方で、たまったものがある。企業の内部留保が200兆円から400兆円になった。労働法制の規制緩和路線を抜本的に切り替えて、労働者派遣法の改正案をきちんと早く成立させて、派遣労働者を正社員にする、それから最低賃金を中小企業に対しては、きちんと手当てしながら、抜本的に引き上げることが必要です。

*派遣法の抜本改正


*予算案への国民の不安

今度の予算全体をみて、前進だと思っています。ただ、二つ、国民は不安、問題点だと思っていることがある。一つは、転換すべき「要」になる問題での先送りです。 もう一つは、歳入のうち国債が44・3兆円、税外収入が10・6兆円(だということです)。税外収入のうち8兆円はいわゆる「埋蔵金」で、何回も使えないお金でしょう。そうしますとね、今回はともかく組んだとしても、来年はどうするんだと(いう不安があります)。(消費税増税をあおりました。)

*天皇の“特例会見”、憲法について

憲法の4条には、天皇は政治的権能は一切有さないとあるんですね。そして、天皇の行為としては7条に、10項目にわたって国事行為が規定されているんですけれども、その国事行為の中身は、たとえば国会を解散するとか、法律を公布するとか、天皇の行為自身としては、政治的性格を有さない行為なんですね。これは全部、「内閣の助言と承認」によって行われると(あります)。ですから国事行為自身は、天皇の行為としては政治的性格を持たないわけですよ。

*沖縄・普天間基地問題





このページの先頭に戻る