【09.11.18】 星野公平ニュースNo.101発行

民主党に物申す

沖縄県民の声を代弁して、基地の無条件撤去を!!                     鳩山首相は、総選挙の最中に、普天間基地は「県外、国外」に移設すると明言していました。ところがゲーツ米国防長官が来日し、強圧的な態度で名護市・辺野古への新基地建設を求めると、岡田外務大臣(三重三区)や北沢防衛大臣などから、選挙中の公約を覆し、基地の県内たらい回しを求める発言があいつぎました。米国から一喝されたら、態度を変え、公約を覆す。こんなことでどうして「対等な日米関係」といえますか。これでは従来の自公の対米従属外交と変わりません。                       
後期高齢者医療制度はすぐに廃止を!!                          鳩山首相は、新しい制度ができるまでは撤廃を先送りするといいます。そんな事は、選挙中には言っていません。国民の多くは即時撤廃を求めて民主党に一票を投じました。世界に類のない差別制度は、すみやかに撤廃すべきです。                           
失業給付の「全国延長給付」をただちに発動せよ!!                    
労働者派遣法の抜本改正を。財界との攻防がはじまりました。労働者・国民のたたかいで妨害をはねのけ、日本から「使い捨て」労働をなくしましょう。                     
「政治とカネ」をめぐる一連の鳩山首相と小沢幹事長の問題は真相解明が必要。   
「国会改革」の「官僚答弁の禁止」は、「国連の決定があれば、武力の行使を行うことも、憲法上許される」という特異な憲法解釈を押しつける危険なものです。

水道汚職事件 ―起こるべくして起こったー

 09年9月15日(火)の9月定例議会の建設水道常任委員会でわかった事は、
水道事業の入札は、金額にかかわらず、水道部のほうで独自に実施。総て指名競争入札。平成20年度、工事請負費の落札率は平均95.26%。議会からの2003年3月の入札調査対策特別委員会の12項目の「提案」は理解していない。
【水道事業管理者の発言】水道部がこれまで指名入札をしていたのは、それのメリットを生かしているからです。業者を知っている事によって施工能力とか、誠実な業者であるという事で質の高いきちんとした工事が確保できる。それと地元の中小企業の受注機会の確保。災害時における応急復旧のための応援協定も結んでいる。夜間・休日等職員が間に合わない場合、職員に先んじて当番店で対応してもらっている。談合、競争性は一般競争入札より低いと言う感覚は持っており、今後、専門的な工事については一般競争入札を検討していきたい。
【星野委員】地元業者育成と言うのはありがたい。業者の方が、当番で土日、夜間対応してくれている事には頭が下がりますが、それと入札率が95%前後だと言うのは別問題です。特に、水道の職員の方と業者の方とのつながりが非常に深いと言う変な噂もありますので、十分注意し、襟を正して貰いたいと思います。
(日本共産党桑名市議団の申し入れ書と中日新聞の記事は裏側。)

生活保護研修会と生活保護相談会

生活保護研修会(10時〜12時)と生活保護相談会(1時〜4時)
日時   12月12日(土) 午前10時から午後4時まで
研修会  基礎から学ぶ生活保護法(花園大吉永教授)、支援の現場(森弘典弁護士)
場所   桑名市役所 5階 中会議室 (相談は午後1時から)
主催   「生活保護問題対策全国会議」、東海生活保護利用支援ネットワーク
共催   桑名市保健福祉部(24−1169) 
協力   桑員社会保障推進協議会

桑名市は情報を開示せよ ―「情報公開審査会」が指導ー

 最近、私が情報公開請求した2件の資料が立て続けに非公開になりました。1つは4月の「餓死事件」のYさんの「ケース記録」と、もう1つは9月定例議会の議案(*)にあげられた関係書類の内の市との「和解契約書」です。
「餓死事件」の場合、経緯や市の対応を記録から知る事は、真相究明と対策のためにどうしても必要です。ところが、事件発覚当時に「ケース記録」は行方不明になっていました。当局の説明では、亡くなった人なので倉庫に仕舞い込んだと言うことでありました。なんとお粗末なことでしょう。2、3日後に見つけ出され、一応内容の説明は受けましたが、資料の公開を求めたものです。北九州市では公開されており、個人情報的な部分は黒塗りでTVでも報道されていました。
 「株式会社Tとの損害賠償が存在しないことを確認する訴え」(*議案)の提起は、その元となる「和解契約書」が個人情報であり、これから裁判するために支障をきたすとして担当課の独断で非公開とされました。これでは、この事件の経緯や和解の具体的内容もわからず、議員としての調査を妨害するもので、議会で議論もできない状況でした。すでに、議案は議決されてしまい、公開の決定は遅すぎてあまり意味がありません。
 いずれも最近の「情報公開審査会」で、桑名市に公開するよう指導されたようです。桑名市は、なんでも隠す体質から脱皮するよう努力すべきです。今回の水道汚職事件に関して、16日に始まった「不祥事防止対策検討会」もすべて公開すべきです。それで無ければ市民からの信頼は得られないのではないでしょうか。

第42回区画整理・都市再開発対策全国研究集会 報告

【記念講演】都市の構造改革の破綻と住民のまちづくり(埼玉大教授岩見良太郎)
【問題提起】全国連絡会議のさらなる発展のため提言活動を旺盛に(代表世話人 市橋敬造)これからの連絡会を考える。駆け込み寺からまちづくりの恒常機関に。
【各地からの報告】星野は「区画整理編」に出席しました。
1、 江戸川区スーパー堤防区画整理の攻防(中野守)
2、 稲城市南山の自然を守りたい(内田竹彦)
3、 羽村市羽村駅西口に区画整理はいらない(神屋敷和子)
【特別分科会】区画整理と情報公開
闇の事業といわれる区画整理事業。社団法人街づくり区画整理協会の「土地区画整理事業に関する情報の開示等検討会報告書」(平成18年12月)は、換地に関する個人情報について、かなりの開示方向を示す。地域によって情報の開示状況に大きな格差があり、全国連絡会議として、各段階においてどのように公開に持っていくかを話する。京都、大阪、神戸、江戸川区、足立区などの先進的な事例を知らせ、仮換地指定の前に換地計画の縦覧を行うように提言していく。そのために各地での縦覧の状況をアンケート調査する。
【見学会】藤沢市辻堂コース、安藤元雄顧問の話
区画事業(23%減歩で大きな幹線道路を)に対して、「辻堂南部の環境を守る会」を結成(1000/1300世帯)し、白紙撤回させる。その後、区画整理反対運動から環境整備(まちづくり)運動へ。古い町並みがすばらしい。道は駅から放射線状に広がり、築何十年という家が駅の近くにある。


岩見先生の講演(箱根)


11月14日付中日新聞記事と申し入れ書

記事(省略)
申し入れ書(11月11日の私の報告参照)



辻堂にて安藤先生の話を聞く


築数十年の先生宅


松の木があちこちに残っている


駅南部
ビルの向こうが区画整理されずに残された低層の街並みが続く


駅北部
開発予定地




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