【09.11.10】 水道部と業者の癒着は(第3弾)

水道部の入札について(委員会議事録より)

09年9月15日(火)建設水道常任委員会
【星野】水道事業の入札は、金額にかかわらず、水道部のほうで実施か。
【水道総務課長】水道部総務課のほうで実施しています。
【星野】水道の入札の落札率は、平均でどれくらいですか。
【水道総務課長】平成20年度で、工事請負費で平均95.26%です。
【星野】落札率90数%と言うのは、談合が一番疑われる価格です。1つの入札に数社が参加、組合は20数社あります。組合優先というかどのように入札をしているか。一般競争入札ですか。
【水道総務課長】水道部の平成20年度の入札に関して、一般競争入札はありません。
【星野】全部指名競争入札でやっているのですか。
【水道総務課長】指名競争入札等で行っています。
【星野】桑名市で談合をなくためと少しでも税金を節約するためにちゃんとした入札をしろと言う指針を知っていますか。
【水道総務課長】契約管理課から出ている契約の指示文書は、頂いており、存じています。
【星野】議会から出している、2003年3月の入札調査対策特別委員会の12項目にわたる提案を知っていますか。
【水道総務課長】覚えがありません。
【星野】提案を読んで頂いて、今後の入札の仕方についてどうするのか検討して、返事を下さい。何で指名するのか。指名すれば相手がわかり、それが談合の温床になる。ちょっとまじめに契約に取組むか、もし出来なければ桑名市にやってもらうか検討願いたい。95%、96%は異常です。こういう認識をもって貰いたいと思います。
【水道事業管理者】水道部がこれまで指名入札をしていたのは、それのメリットを生かしているからです。業者を知っている事によって施工能力とか、誠実な業者であるという事で質の高いきちんとした工事が確保できる。それと地元の中小企業の受注機会の確保。災害時における応急復旧のための応援協定も結んでいる。夜間・休日等職員が間に合わない場合、職員に先んじて当番店で対応してもらっている。談合、競争性は一般競争入札より低いと言う感覚は持っており、今後、専門的な工事については一般競争入札を検討していきたい。
【星野】地元業者育成と言うのはありがたい。業者の方が、当番で土日、夜間対応しているのには頭が下がりますが、それと入札率が95%前後だと言うのは別問題です。特に、水道の職員の方と業者の方とのつながりが非常に深いと言う変な噂もありますので、十分注意し、襟を正して貰いたいと思います。

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