【09.08.26】 星野公平ニュースＮｏ．９５発行
日本共産党、２１世紀の日本への『二つの旗印』
「ルールある経済社会」と「自主・自立の平和外交
【社会保障制度】 削減から拡充への大転換を
（１） 医療にかかる負担を軽減し、“医療崩壊”の危機を打開します
�� 後期高齢者医療制度を廃止します。
�� “窓口負担ゼロ”をめざして、負担軽減をすすめます
＊子どもと高齢者の医療費を無料にする
＊国の責任で、国保税をひとりあたり１万円引下げる
＊国保証取り上げをやめる
��“医療崩壊”の危機を打開し、安心してかかれる医療体制を確立します
＊医師・看護師を計画的に増員し、医療体制をたて直す
＊国公立病院など公的医療機関への支援を強める
＊難病や新型インフルエンザ､がん､ウィルス性肝炎などへの対策強化
＊原爆症認定訴訟を全面解決し、認定基準を抜本的に改善する
（２）最低保障年金制度をつくり、無年金・低年金問題の解決をはかります
＊受給条件を「25年以上」から「10年以上」にただちに引き下げる ＊年金額を月額5万円底上げする最低保障年金制度をつくり、国民年金では月額８万３千円に引き上げる
＊「消えた年金」「消された年金」問題の解決
＊公的年金等控除など高齢者増税を見直す
（３）安心して利用できる介護制度への抜本的見直しをすすめます
保険料・利用料を減免し、経済的理由で介護を受けられない人をなくす
要介護認定の改悪や「介護とりあげ」を中止する
介護施設などの整備をすすめる
介護労働者の労働条件を改善し、人材不足を解消する
（４）障害者自立支援法を廃止し、障害者福祉・医療を拡充します
（５）貧困の実態を国が把握し、憲法25条の生存権を保障する生活保護に
保護申請の門前払いをやめ、老齢加算・母子加算の復活を
責任ある財源 消費税にたよらない
２つの聖域（軍事費と大企業・大資産家減税）にきりこみます
１、無駄づかいをなくし ５兆円
・軍事費を大幅削減 １兆円
・ムダな大型公共事業をやめる １.９兆円
・政官財の浪費をなく ６０００億円
・政党助成金をやめる ３２０億円
・不要不急の経費の見直し １.５兆円
２、大企業・大資産家へのゆきすぎた減税を中止して ７兆円
・大企業への減税をもとにもどす ５兆円
・大資産家減税をもとへ ２兆円
税の滞納 払いたくても払えない 「納税緩和措置」を
昨年来の金融危機に始まり、中小零細企業では仕事が減り、前年度の収入に応じて課せられている住民税の支払いに追われています。これに過去からの固定資産税や国保税の滞納も加わって首の回らない状況です。何人もの方の相談に応じ、市と直接交渉をしてきました。「三重地方税管理回収機構」へも２回ほど行きました。窓口の職員はいずれも住民の生活状況を把握しようとせず、滞納額の年度内の回収しか考えていません。預金・保険・年金・不動産などの差し押さえや競売で脅しにかかります。納税者の権利としての「納税緩和措置」を主張していきましょう。桑名市でも適用された方が何人かいるそうです。
２００９年９月定例議会 スケジュール
９月 ２日（水） 午前１０時 本会議開会、上程議案説明、
９月 ８日（火）〜１１日（金） 本会議、議案質疑・一般質問
９月１４日（月）〜１５日（火） 常任委員会開催
９月１７日（木）、１８日（金）、２４（木） 決算特別委員会
９月２９日（火） 午後１時 本会議、委員長報告、討論・議決、閉会
提出された議案は２３議案
２３議案の内訳は、補正予算（一般会計・下水道・農業集落排水・介護保険）４議案、決算の認定（一般会計と特別会計・病院・水道）３議案、条例の制定（男女共同参画推進条例）１議案、条例の改正（下水道条例・消防団員等公務災害補償条例）２議案、工事請負契約の締結（火葬場建設関係４・雨水ポンプ場自動化と遠方監視システム工事１）について５議案、財産の取得（電子黒板機能付デジタルテレビ・地上デジタル放送対応テレビ・高規格救急車２台・小型ポンプ付積載車３台）について４議案、「市道の認定について」、「字の区画の変更について」、「訴えの提起について」、「地方独立行政法人桑名市民病院が達成すべき業務運営に関する目標を定めることについて」の各１議案です。その他報告９件があります。特に今議会で質疑をしなければと考えているのは、下記の５議案です。
１、平成２１年度桑名市一般会計補正予算（第５号）
９月補正は、総額１１億円余りです。大きい順にあげていくと、
� ｜楼莖萓�化・経済危機対策臨時交付金事業（大量のパソコン更新等） ４７３百万円
�◆”賊ヾ愀検蔽亙�独立行政法人化後の事業経費や現在の収支不足補填等） ２８９百万円
�� 子育て応援特別手当（対象を第一子まで拡大） １５５百万円
�ぁ￣慇湘效篭莢萓依�事業（家屋等移転補償） １００百万円
�ァ｜楼萍�着型介護老人福祉施設整備費（６グループホームにスプリンクラー整備） ４５百万円
その他、ふるさと雇用 １０百万円、緊急雇用 １１百万円等々です。
地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の中味や雇用対策の効果を質したいと考えています。
２、平成２１年桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について
新しい指標（４つの健全化判断比率）について、税の徴収について、福祉はどうだったのか、教育は良くなったのかを中心に質問したいと考えています。
３、桑名市男女共同参画推進条例の制定について
条例としての必要性。文言の問題等を質したいと思います。
４、桑名市下水道条例の一部改正について
これは、下水道料金を１５％値上げする議案です。収入が減る中、住民に更なる負担を強いるもので許
されません。重い負担感がある中の値上げです。市の財政状況は大変ですが、今値上げをする時ではあり
ません。
５、地方独立行政法人桑名市民病院が達成すべき業務運営に関する目標を定めることについて
とうとう１０月１日より市民病院の職員の皆さんは公務員でなくなり、地方独立行政法人桑名市民病院の職員になります。この議案は、この病院の４年半の目標を決めようとするものです。形態に問題があることを指摘しながらも、市民のためにより良い病院にしていくために意見を言っていかなければなりません。新しい病院は如何にあるべきか。本当に３年後に黒字化になるのか。数字のマジックはないのか質し
ていきます。
「桑名市公報」とは
市行政に関する事項を一般に周知するために、原則毎月１日及び１５日に発行されているものです。掲載される事項は、条例、規則、訓令、規程、告示及び公告、財政状況及び監査結果の公表等です。
今年の８月３日号に「桑名市生ごみ処理機等購入費補助金交付要綱」の一部が改正された事が告示されたので紹介します。これによって、単なる乾燥させるだけの機器も対象になりました。先月には、ＲＤＦ製造施設で火災が起こり、ゴミの減量化や生ごみの処理の仕方も問われてきています。是非対象品を調べて普及に努めてもらいたいと思います。