【09.08.14】 平田耕一(前衆議院議員)著「負け組みの論理」

平和主義者だったら堂々と、野中広務氏の如く

平田耕一(前衆議院議員)著「負け組みの論理」を読みました。気になった点を列挙します。

「私は平和論者です。憲法第9条は持ち続けるべきだと考えています。
核問題 北朝鮮に持つなというならアメリカだって持つべきでない。
ほんとに弱者のためを考えるなら、生活必需品に限って消費税は下げるべきだ。少なくとも据え置くべきだ。
税金を取られた上に、リストラまでされる。まさに踏んだり蹴ったりです。
資本主義と社会主義の戦いの決着はすでにつきました。(*)
社会の仕組みとして、大量生産にブレーキをかける仕組みをつくることです。
つくりすぎそのものに社会的なペナルティが課せられます。
安易に労働力を海外に求めてしまうと、今度は人口問題だけではすまなくなります。
負け組みの幸せがなくては勝ち組みの幸せもない
次第に「争う」「戦う」という概念が人びとの間で希薄になっていく
戦争ほど人間が幸福に生活することを脅かすものは他にありません。
日本は、自衛隊を世界各地に派遣すべきでない。日本は戦争をしない国なのだという立場をもっと世界にアピールすべきです。」

自民党の国会議員が言っているとは思えません(一部*を除いて)。本心を問いたいものです。彼は、風向きを変えて「環境資本主義」を提唱して、今の自民党の不人気をそらそうとしているのかも知れません。

このページの先頭に戻る