【09.07.11】 10日の第4回「地域医療対策調査特別委員会」は散会に

地域医療は緊急の重要課題だが、ルールを守らない委員長では

前回の委員会で、委員長不信任の動議が成立。居座る委員長のもとではノーマルな委員会が行われないと、出席者9名(前回の動議提出者は欠席)中5名が退席し委員会は不成立となり散会となりました。
 
日本共産党桑名市議団は、本来「福祉安全常任委員会」の管轄であるため、その中で論議すべき問題だと、特別委員会の設置には反対しましたが、各派代表者会議で賛成多数で決定し、本会議では同調しました。委員として児玉議員を送っていました。6月議会の前に第1回(正副委員長の互選、進め方)、第2回(医師会より現状報告、議事録未作成)が行われ、6月議会後の第3回(前回)に不信任案が出された訳です。私はこの時から児玉議員に変わって出席しており、実質「山本病院」の話を聞いただけです。
議事録を見ると、第1回の進め方の中に、委員間にこの委員会に対する認識の差が現れていました。地域医療は市民病院問題(合併)と限定するものと桑名の地域医療を根本的に考えていこうとするものです。とりあえずは、情報共有化のために、医師会の話を聞こう(第2回)そして第3回は山本病院と市民病院それに地域医療対策室から意見徴収を予定していました。不信任動議が出たため変則で山本病院の話を聞いただけでした。そして今回(第4回)は、残された市民病院・地域医療対策室から意見を聞く事になっていましたが、委員会不成立のため中止となりました。

「地域医療対策調査特別委員会」とは、

 3月議会での議員提出議案として出されたもの。

市民の安全・安心な暮らしを確保するため、地域の中核病院としての桑名市民病院の役割を検討するとともに、医師確保、病病連携、病診連携の対策、市民への医療に関する情報提供の推進等、本地域の医療提供体制について調査研究をする。
10名の委員で構成する特別委員会。

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