【09.07.02】 ルールを守らない委員長を不信任

地域医療対策調査特別委員会で山本病院の意見を聞く

児玉議員に変わって、今回(第3回)より私が委員として参加。
冒頭から、不信任の動議が出されて委員会は混乱模様となったが、伊勢新聞の記事のごとくであった。
委員会は、今回山本病院から過去の経緯等を聴取した。
お金のことだけが問題視されているが、大所から桑名の医療を考えていかなければならない事を痛感させられた。

桑名市議会・医療特別委 ノーネクタイ登壇 委員長不信任案を可決

【桑名】桑名市議会地域医療対策調査特別委員会(川口拓夫委員長)は三十日開き、川口委員長(清流クラブ)に対する不信任案を賛成多数で可決した。議会事務局によると、不信任案可決に法的拘束力はなく、川口氏が委員長を辞任しない限り、依然として委員長職にとどまる格好になるという。委員会関係者によると、不信任案可決後、川口氏は「辞任する必要はない」と述べ、退席した。現状では、川口氏の去就が宙に浮いた格好となり、病院統合再編など地域医療問題を審議する同委員会がしばらく空転することも予想される。
 この日は、川口氏が冒頭開会を宣言した直後に、成田正人委員(団塊・無所属の会)が委員長不信任の動議を提出し、複数の委員が賛同した。これを受け、川口氏は急きょ、審議を非公開に切り替え、この日説明員として出席していた山本総合病院の奥村秀郎事務長や傍聴していた報道機関四社に退席を命じた。
 その後の休憩で、利害当事者である川口氏本人を含めた正副委員長が別室で対応を協議。再開後、川口氏は一時退席し、市野善隆副委員長(新志会)が委員長代行として審議を指揮。採決の結果、四対二の賛成多数で委員長不信任案を可決した。
 委員会関係者によると、賛成者は成田氏のほか、南澤幸美委員(新緑風クラブ)、佐藤肇委員(桑親・緑風クラブ)、星野公平委員(共産党)の四氏。反対は渡邊清司委員(自由クラブ)、佐藤文子委員(公明党)の二氏。伊藤真人委員(フォーラム新桑名)、飯田一美委員(桑親・緑風クラブ)の二氏はこの日、委員会を欠席し、採決には加わらなかった。
 不信任の理由は、川口氏が六月十九日の本会議一般質問で、ネクタイ不着用で登壇したこと。議会事務局によると、登壇時のネクタイ着用は、議会運営委員会の申し合わせ事項の一つ。「議会の秩序維持」の観点から不信任を突き付けられた。十九日の本会議では、堀良二議長(自由クラブ)が着用を求めたが、川口氏はノーネクタイを通した。これまでのところ、川口氏のノーネクタイに対する議会全体の措置は取られていない。
 委員会関係者によると、川口氏は不信任案可決後、入室し、「(市議の市補助金交付団体役員兼務を禁じる会派代表者会議の)申し合わせに反する議員がまだ三、四人ほどいる。申し合わせを守らない議員がまだいるという問題提起の意味で、ネクタイをしなかったことを理解してほしい」と弁明し、「委員長を辞任する必要はない」と辞任を拒否した。
 しかし、不信任賛成委員から退出を促され、その場は退出。不信任反対の渡邊氏も川口氏とともに退出し、その後の審議は欠席した。 (伊勢新聞7月1日号)

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