【09.06.24】 日本型サブプライムローンか

苦悩する(家が無くなる)外国人

桑名市内や近郊で、多くの外国人(ブラジル)が住宅を購入し、この不況下で仕事がなくなり、ローンの支払いが出来ないという相談が寄せられています。
ほとんどが共通の派遣社員で、共通の先に派遣され、いずれも過重労働をしいられていました。日本に永住するため、子どもたちのためにもと家の購入を決めたようです。賃貸住宅では家賃が高すぎ、買った方がベターだと判断したようです。
今回のケースでは、住宅の販売会社とローンの会社がいずれも同じです。ある事業所では20世帯くらいが購入しているそうです。
少し調べてみると、Y住宅販売は、田舎なのに高過ぎる住宅を提供しています。ローンのM銀行の住宅ローンは2−3%と低利で条件は、
1、 借入時、20歳以上70歳まで、完済時80歳
2、 永住許可を受けている外国人
3、 団体信用生命保険に加入(銀行負担)
となっています。
購入は自己責任と決め付けずに、充分調査し、対策を検討すべきではないでしょうか。

【具体例】
3年前、45歳の時に3300万円、34年ローン(終わりは79歳)で、一戸建てを購入。月の返済は11万円余り。本人は当時月に180時間も残業して33万円の給料だったが、昨年体調を壊し、休職中で来月には収入が0になると言う。

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