【09.06.17】 星野公平ニュースＮｏ．９０発行
「ルールある経済社会」と「自主・自立の平和外交」
今度の総選挙は、２１世紀の日本の進むべき道が問われる歴史的な選挙だといわれています。日本共産党は、２１世紀の日本の進むべき道として２つの旗印を高く掲げて選挙にのぞみます。
第一は、国民の生活と権利を守る「ルールある経済社会」を築くことです。そのために異常な財界・大企業中心の政治を転換します。
第二は、憲法９条を生かし、世界とアジアの平和に貢献する「自主・自立の平和外交」に転換すること。そのために異常な「軍事同盟絶対」から脱却します。
自民・公明は、選挙目当てのバラマキや延命策に明け暮れしています。民主は、政権交代・官僚支配の打破といいますがどんな日本をめざすのか見えてきません。
いずれの党も、２つの政治悪（財界・大企業中心と軍事同盟絶対）を共有し、西松建設疑惑のような金権腐敗の体質も共有しています。古い行き詰まった政治の枠組みの中で、どちらが政権の担い手になろうとも、国民に幸福は訪れないし、日本の政治の未来は開かれません。財界・大企業にモノが言える党か、モノを言われる党か、平和を守る党か、戦争する党か、今度の選挙で問われます。
日本共産党が伸びてこそ確かな力になります。ご支援・ご支持をお願いします。
２００９年６月議会 星野公平の一般質問(６月１７日予定)
１、福祉問題
（１）地域福祉
�� 桑名の地域福祉計画について、地域福祉とは、決定は
�� 市民会議とは、市民とは、行政の役割、公表はどうするのか
�� 社会福祉協議会との関係は、役割は
（２）生活保護
�� 桑名の生活保護の現状は、餓死に対して市長の見解は
�� 体制はどうなっているのか
�� 問題点はどこにあり、どのような対策をとるのか
（３）介護保険
�� 新しい認定制度について、４月からの変化
�� 包括支援センターについて、役割と委託予算について
�� 介護施設の整備について、不足数と補助金について
２、指定管理者制度について
（１） 公園・スポーツ施設（プール）・清風園等は 制度化でどう変わったか
（２） 今後他施設はどうするのか、直営に戻す予定は
３、教育問題
（１） 事務の管理・執行状況の点検・評価について、講師不足、公表の場を
（２） 学力テストについて、現場で生かされているのか、もう止めれば
４、契約問題
（１） 組織変更について（検査室の廃止、契約調達課と検査室の統合）
（２） 新しい最低制限価格について
（３） 学校体育館の耐震工事入札結果について
（４） 指名停止について
５、最近の問題で数点
（１） 下水道料金の値上げ問題について
（２） 駅前の街路灯について、無駄の象徴ではないか
（３） ２３号線、大型小売店開店による交通について
（４） 美し国おこし・三重に関して、桑名市は何をするのか
（５） 駅西土地区画整理事業、今後の見通しは
温室効果ガス削減 野心的な目標を掲げるべき ８％→３０％
化石エネルギーを大量消費する経済のあり方を転換し、「低炭素社会」をめざす。
麻生首相は、２０２０年までの日本の温室効果ガス排出量削減の中期目標を０５年比で１５％にすると発表しました。これは、基準の１９９０年比で、わずか８％の削減です。主要先進国で、最低水準の目標を出した事で、内外の厳しい批判を招いています。
排出量の削減には最大の排出部門である発電などエネルギー転換部門の対策が不可欠です。原発には安全性、核兵器拡散、核廃棄物に問題があり、原発の増設ではなく、太陽光、風力、バイオマスなど、安全で永続的に利用できる自然エネルギーの利用を抜本的に高めるべきです。目標達成に際し国民の負担を強調していますが、総排出量の８割を占めるのは産業界であり、ここでの削減が重要です。
日本共産党は、この目標は国際社会に受け入れられるものではなく、京都議定書を決めた京都会議の議長国として責任を果たすことにならないと厳しく批判しています。日本の歴史的責任として９０年比３０％削減を高く掲げて対策に取り組むべきです。
脚光を浴びる反骨の『鶴 彬』
今年生誕から１００年になる反骨のプロレタリア川柳作家・鶴彬の生涯をたどる映画「鶴彬 こころの軌跡」（神山征二郎監督）が話題になっている。名古屋では８月１日より中村区椿町（駅西）シネマスコ―レで上映される。私は１０年ほど前に金沢市に赴任中、鶴彬を知り、本を読んだ。治安維持法により特高警察に逮捕され２９歳の若さで亡くなった。彼の思いが小林多喜二と同じように今よみがえってきた。最近出版された吉橋通夫著の小説「鶴彬 暁を抱いて」も評判です。
<代表作を紹介します>
胎内の動きを知るころ骨がつき
ざん壕で読む妹を売る手紙
手と足をもいだ丸太にしてかへし
もう綿くずも吸えない肺でクビになる
暁にいだいて闇にゐる蕾
法難のたびに意識が鍛へられ
枯れ芝よ団結して治を待つ
正直に働く蟻を食ふけもの
新聞記事 掲載
６月１３日
毎日新聞 記事
原水爆禁止 平和大行進
６月１２日
赤旗新聞 記事
生活保護相談後に餓死