【09.06.01】 先月28日に臨時市議会

【5月臨時議会 質疑】

おはようございます。
日本共産党桑名市議団の星野公平です。
まず、北朝鮮の核実験に強く抗議したいと思います。これは、私たち国民・市民の核兵器廃絶の願いをぶち壊すものであります。
国内外で問題になっている「インフルエンザ」については、先ほど市長からも報告がありましたが、今回の新型インフルエンザは軽症の人が多く、過剰に反応することはありませんが、次にはもっと毒性が強いインフルエンザが広がることも想定して、対策を強めておくことが大切です。
私たちのくらしはどうでしょうか。今、国会で論議されている補正予算は、大企業優先のバラマキで私たち市民の福祉など考えていません。次に来るのは消費税の大増税です。もう一つの「海賊対処」派兵法案は、自衛隊を何時でも何処へでも海外に派遣できるようにし、武器使用も拡大しようとする危険なもので、明らかに憲法違反です。
さて今、臨時議会でありますが、行政の都合で、市民の立場優先にたったものではありません。最近、亀山市では、小学校就学前までの医療費無料化を小中学生まで広げる予算が計上されたと報道されています。桑名市は、6月定例会にどのような補正予算を考えておられるのでしょうか、緊急の課題は何なのか、臨時議会のあり方も問われるといると思います。
以上を指摘し、上程になった議案のうち4議案の3点について質問します。

1、 議案55号 専決処分の報告及び承認を求める(平成20年度桑名市一般会計補正予算第8号)について

市長の説明の中には、繰越明許費の変更の説明がありませんでした。
上之輪12号(近鉄アンダーパス)は、5年以上前から始まっている工事です。
(1) 繰越明許の理由
(2) 調査段階から、何年かかっており、どれだけの費用をかけているのか
(3) 完成はいつになるのか

2、議案61号 桑名市の手数料条例の一部改正について

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づく「長期優良住宅」とは何なのでしょうか、誰の為の物なのでしょうか。
この法律には、国と地方公共団体に財政上、金融上、その他の措置を講ずるように努力義務を求めています。これに関して桑名市の対応を説明して下さい。

3、議案62号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、及び

これは、人事院勧告に基づいて行わなれようとするものですが、今回の異例といわれる人事院勧告について、市長は勘案してと言われましたが、桑名市としてどのように判断されたのでしょうか。
もし、削減された場合、削減分(1億円余りの財源)はどうするのですか。

【反対討論】

日本共産党桑名市議団の星野公平です。
上程になった議案中、次の2議案に反対であります。
1、 議案第57号 専決処分の報告及び承認を求めるについて(桑名市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)
この条例改正は、税の優遇期間を延長するものです。
そのなかで、上場株式等の配当・譲渡益に対する軽減税率特例も延長する内容があります。税は、負担能力に応じて負担するのが原則・基本です。この条例改正は、大企業、大金持ち、富裕層を優遇する政策であり反対であります。

2、議案第63号 桑名市職員給与条例等の一部改正
(1) 今回の人事院勧告は異例であり、根拠が不明瞭であります。
(2) 深刻な景気悪化の中、家計を応援し、内需主導に経済を切り替える時なのにボーナス切り下げは経済にマイナスの影響を及ぼし悪循環を生むと思われます。先ほども言いましたように消費税増税の前に、桑名市では下水道料金の値上げ、水道料金の大幅な値上げが予定されています。

以上を指摘し反対討論とします。

このページの先頭に戻る