【09.05.23】 「地域福祉」とは何なのか

餓死と思われる、孤独死発生  生活保護の実態が問われる

桑名市内で餓死と思われる事件が発生した。4月の末に近隣の住民からの通報によって53歳の男性の死体が発見された。昨年の1月までは、父親と同居していたが、父親の死亡と共に生活が困窮していたようだ。6月にはアルバイトも無くなりほとんど無収入になり、近くの人から援助を受けたりして8月には市役所の福祉課を紹介された。即日生活保護を申請し、9月には生活保護が決定した。担当のケースワーカーからは働けると判断され、何度も求職活動の報告書の提出が求められた。何度も指導を受け、仕事の選り好みをできる状況ではないと言われているようだ。考えはしっかりしているようだが、体は貧弱であったようです。12月には文書での指導となり、12月末の1月分の支給日には来られなかった。今年になって、市が1月中ごろ訪問すると仕事が決まりそうだという事で、お金を受け取らず、1月1日付けで打ち切りとなった。その後2月中旬仕事が駄目になり、再度生活保護を受けたい旨の電話があったがこれが市との連絡の最後になった。桑名市は4月の末に警察からの連絡により知ることとなった。
問題点1、ケースワーカーの資質
   2、生活保護のあり方、特に完全再起までのフォロー


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