【09.05.08】 花三昧、次に来るのは

桑名医療生協「いのち」より

 今年の桜は如何でしたか。
 開花が早くなる予想でしたが、気まぐれな天気のせいで例年通り楽しめたのではないでしょうか。
 次は4―5月のツツジ、5―6月の菖蒲と続きます。いつも思うのですが、ツツジとサツキの違いや菖蒲・アヤメ・カキツバタの違いがはっきりしないので調べてみました。
 ツツジは4―5月に大きめの花が咲きその後新芽が伸びます。5月からやや小ぶりの花を付けるのがサツキで、新芽が伸びきってから咲きます。サツキはツツジの一種で、山奥の岩肌などに自生します。
 ショウブはアヤメ・カキツバタ・花菖蒲とは種類が違い、子どもの日に芳香のある葉や根茎を風呂に入れて菖蒲湯として邪気を払うと言われます。花は黄緑色で目立たないものです。アヤメ・カキツバタ・花菖蒲の区別は、花の色・特徴、葉、敵地でつくようです。開花時期は、アヤメ(5月上旬―中旬)カキツバタ(5月中旬―下旬)花菖蒲(6月上旬―下旬)の順です。「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句がありますが、どれも素晴らしく優劣が付け難いという意味と、見分けがつきがたいという意味にも用いられているようです。

 次に来るのは
総選挙の事を暗に訴えています。

「つつじ花にほえ娘子桜花栄え娘子」と「かきつばた」

柿本人麻呂作といわれる
物思(も)はず、道行く行くも 青山を 振り放(さ)け見れば 「つつじ花 にほえ娘子(をとめ) 桜花 栄え娘子」 汝(な)れをぞも、我れに寄すといふ 我れをも 汝れに寄すといふ 荒山も 人し寄すれば 寄そるとぞいふ 汝が心ゆめ
(反歌)
いかにして恋やむものぞ天地の神を祈れど我れは思ひ増す



在原業平が詠んだ
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ

を紹介したかったが、文字数制限で出せなかった。

ツツジは盛りを過ぎて遠望(九華公園)


いずれがアヤメかカキツバタ

盛りを済んだもの


これは何


九華公園の花菖蒲はこれから(6月より)


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