【09.03.22】 定額給付金について

「反対者は貰うな」というのが朝日新聞の見解であろうか。

 朝日新聞の20日付け「経済気象台」に「定額給付金とモラルの退廃」というタイトルの「安曇野」という署名入りの小文が載っている。
 定額給付金が愚策であることには同じ考えであるが、定額給付金を評価しない者が貰うことがモラルの退廃であろうか。
 小文では、「・・・・この定額給付金を評価しないという声が多いのに、辞退者がごく少ないという事実だ。まさにモラルの退廃である。・・・・・・評価しないなら受け取らないのが筋であろう。・・・・・・・政府がくれるからもらっておくといった身勝手なご都合主義のいい加減な態度といえる。」とある。
 「反対者は貰うな」というのが朝日新聞の見解であろうか。
 「2兆円のばらまき」に反対するのは、これが自公政権の税金を使っての国民を買収する行為であり、本当に困っているところにもっと手厚く政策を打つべきだと言っているのである。
 「反対者は貰うな」というのは、戦争中に配給だけで生活し闇米などに手を出さずに死んでいった人のことを妙に美談かする話を思い出させる。
 日本共産党は、国会では定額給付金に反対の立場で対応した。市町村では、定額給付金について批判の見地をのべつつ、住民の権利を奪わず、支給の事務の遂行を妨げない立場から、賛成の立場をとっていきます。日本共産党の国会議員は反対しましたので貰わないそうです。


上は近所で見つけた、かおりの高い菜の花

下は、御坊さんの咲き始めた桜


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