【09.01.26】 本日、臨時市議会開催

議案第1号「工事請負契約の締結について」((仮称)赤須賀地区複合施設建設(建築)工事)

【臨時議会 質疑】 2009.1.26
お早うございます。 
日本共産党の星野公平です。
 アメリカの金融危機に端を発し、国内大手自動車・電機メーカーの「派遣止め」などによって雇用の不安が拡大しています。桑名市内においても、雇用問題、住宅問題が切実なものになってきており、中小の下請け業者も仕事探しや資金繰りに必死の状況であります。行政の支援が更に必要になってきています。
 只今、説明のありました、議案について3点について質問します。
(議案第1号「工事請負契約の締結について」((仮称)赤須賀地区複合施設建設(建築)工事))
1、どうして定例会に議案提出できないのか説明してください。
(何故、12月12日に入札となったのか。) (臨時議会に対する考え方を問う。)
2、契約予定業者はどのような会社なのか市民の皆さんに分かるように説明してください。
  (「(株式会社)伊藤工務店」)                        
なお、
(1)この種の建築工事に入札参加できる企業は、現在桑名市に、何社市内、県内、県外ごとに登録されているのですか。また、現在入札停止となっている企業はどれ位あるのですか。これらは登録の何%にあたりますか。
(2)失礼だとは思いますが、契約予定業者は、桑名市の仕事は初めてだと伺っています。安心・安全な工事ができる保障は何処にあるのか説明ください。
(3)「仕様書にある事項」がどのように実行されていくのか、確認を取る手立てはどうなっていますか。特に、望ましいことではありませんが、厳しい雇用状況の元、下請け問題について、地元の人たちの雇用拡大につながる保障はあるのでしょうか
(4)甚内ポンプ場のような「事故」を起こさないように、今回どのような対策が打たれているのでしょうか。桑名市の工事の現場監督・責任者は誰ですか。そして、その人は、常駐して常時監視・監督出来るのでしょうか。
3、落札価格は妥当と評価できますか。
(1)今回も「変動型最低制限価格」を採用していますが、担当部署で責任を持って、独
自のロウアー・リミットを試算されましたか。
(2)前回(昨年3月の当初予算作成時)と情況はどのように変化していると認識しておら
れますか。資材価格の変動や労働環境の変化について説明ください。
(3)今回入札参加された、他社の入札状況・内容(工程ごとや資材価格、人件費等)の個別の比較検証はされたのでしょうか。されておれば、その内容について各社の特徴的なことをお聞きします。


【反対討論】

 色々と質問をしましたが、反対の立場で討論します。
議案は、契約の問題でありますが、現在の情況から言って、建設そのものの問題も再度論議の必要があると思います。
 建設について、
複合施設であり、分けて話をします。
公民館の建て替えについては、必要であります。漁業協同組合については意見を述べる立場ではありません。漁業観光学習交流センターの建設には以前から疑問をもっており、組合長さんからも待望久しいものだとお聞きしていますが、桑名市全体から見てどうなんでしょうか。もっと議論を深めてからでも良いのではないでしょうか。官民の複合施設でありながら、管理体制などについてもはっきりしていません。現在の経済状況、桑名市の財政状況からいって急を要するものとは考えられません。国に関連する納期は市民に関係ありません。
 契約について
質問の結果により
1、契約予定業者がよく分りません。当局も工事の内容を目で確認されていません。
2、落札価格の妥当性が理解できません。
以上、納得できるものでなくこの議案に反対いたします。

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