【08.01.18】 臨時議会1

全会一致で採択

議員提出議案第1号
県の「福祉医療費助成制度」見直し案にかかわる意見書
標記の議案を次のとおり、桑名市議会会議規則第13条第1項の規定により提出します。
平成20年1月18日 提出
提出者   桑名市議会議員     小 林   悟
賛成者       同          市 野 善 隆
            同          星 野 公 平
            同          水 谷 義 雄
            同          成 田 正 人
            同          清 水 教 代

県の「福祉医療費助成制度」見直し案にかかわる意見書

三重県は、昨年から市町とともに、「乳幼児」「心身障害者」「一人親家庭」における各医療費助成の見直し作業を進めている。
まず、乳幼児医療費助成制度については、県は通院助成の対象を現行の4歳未満から就学前まで引き上げる一方、入院・通院とも就学前まで自己負担額の2割を負担させる方針である。
また、精神障害者保健福祉手帳1級保持者の通院も新たに対象とした「心身障害」と「一人親家庭」の両助成制度にも2割負担を適用し、自己負担の上限額を一病院1ヶ月当たり通院600円、入院3,000円に設定する方針である。
現在、当市の「乳幼児医療費助成」は4歳未満までの通院及び就学前までの入院を助成し、また「一人親家庭」「健康福祉手帳1級・2級保持者」等の通院・入院を助成している。
子育て支援の一環として、市町において乳幼児医療費助成、一人親家庭医療費助成について自己負担金を導入することは、受給者の負担増大につながり理解も得られないと考える。
したがって、このような「見直し」案は、納得できるものではない。本市においては県の「福祉医療費助成制度」への「一部自己負担の導入」には反対する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成20年1月18日
桑名市議会
三重県知事 様

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