【08.01.12】 佐々木憲昭さんを迎えて新春のつどい

議員団を代表しての挨拶

明けましておめでとうございます。   
日本共産党市会議員の星野公平です。
今日は、天候の悪いなか、足を運んでいただきまして有難うございます。
佐々木憲昭さんのお話と、楽しい歌・ピアノ・ヴァイオリンのコンサートの前ですが、日本共産党桑名市議団を代表して、桑名市議会の状況について、簡単に報告させていただきます。

一昨年11月に合併後、最初の市会議員選挙が行なわれ、残念ながら4名全員の当選はなりませんでした。4つ議席がありますと4つある常任委員会すべてに委員を出せる大きなメリットがあるのです。又、長島地区(今日の新聞にも出ています市有地の不法占拠)、多度地区(観光開発・自然保護や健康増進温泉施設の建設)も多くの問題を抱えています。
皆さんの大きな支援を得ながら、3名で頑張ってまいります。

昨年12月の議会は、2年目を迎え、最初に議長などの役職の改選がありました。議員団は、「少数意見の尊重、情報の公開、差し迫った問題として後期高齢者医療制度に住民の意見を」と3点で岡村信子氏と確認して議長に選びました。
議会運営で協力しながら、言うべきことは言っていく立場です。
議案のうち補正予算は人事異動などに伴う人件費の変更が主で、12月恒例の人事院勧告に基づく公務員給与の改正案も出されましたが、今年は例年の賃下げではなく若年層への賃上げの内容でしたので賛成しました。
又、市の業務を見直し、民間委託したりする、「指定管理者制度」が桑名市でもすでに20件以上行われていますが、現在のところ公募による競争はされておりません。今回のもの(学童保育所、多度長島の福祉会館・センター、共同浴場)も、社会福祉協議会や自治会など現在管理しているところに指定されるもので、反対はしませんでした。
このように日本共産党桑名市議団は、いいものにはきちんと賛成しています。なんでも反対の「共産党」ではありません。

12月議会には、住民のみなさんから2つの請願が出されました。
私は今回の12月議会をひそかに「福祉議会」だと思っていました。 
    
1つは、「県の「福祉医療費助成制度」見直し案にかかわる意見書の提出を求める請願書」で、障害者団体「てとての会」と新日本婦人の会桑名支部より出されました。県の「福祉医療費助成制度」見直し案は、適用範囲を拡大するものの今まで無料のところに一部負担を強いるものです。
福祉環境委員会では、議論もなく、反対意見もなく、不採択になりました。
しかし、桑名市の意向も内容が同じと言う事で、提案を取り下げて、議員発議で次回の議会で採択しようとする動きがでてきまして、来週18日の臨時議会で採択される見込みです。

もう1つは、4月から始まろうとしている「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める国への意見書提出に関する請願」で、桑名市国民健康保険税の引き下げを求める会(これは市内の6団体、桑名員弁民主商工会、新日本婦人の会桑名支部、三重県桑名年金者組合、生活と健康を守る会桑名、桑名医療生活協同組合、消費税をやめさせる会桑名で構成)より出されました。後期高齢者医療制度は、知れば知るほどひどいもので、お年寄りに満足な医療を受けさせないようにするものです。
委員会では、国が決めたこと事だからと議論もなく賛同者は得られず、不採択に終わりました。しかしその後、委員会で勉強しようと言う事で17日の福祉環境委員会協議会で勉強することになりました。

 新年に、議員団で議長と挨拶した折には、桑名市の大きな問題であります同和対策について、解決の方向で庁内の組織縮小などで市に提言していくことを議長のほうから言い出し確認しています。

 この様に少しずつですが、変わろうとしている桑名市議会です。
今まで以上のご支援をお願いし、挨拶とします。
 有難うございました。

このページの先頭に戻る