【07.10.23】 星野公平ニュースＮｏ．６３発行
「新テロ特措法案」は撤回を
政府は、インド洋での海上自衛隊による米艦船などへの給油支援を継続するため、「新テロ特措法案」を国会に提出しました。なんとしても成立させる構えです。
アメリカが始めたアフガニスタン報復戦争ではテロがなくせないことが明白になり、いま政治的取り組みでテロの根絶をめざせという国際社会の声が大きくなっています。こうした声を無視し、報復戦争支援を継続するために新法をつくるのは大きな誤りです。
「新テロ特措法案」は現行テロ特措法を若干手直ししていますが、報復戦争支援に変わりはありません。この国会で検討しなければならないのは、戦争ではなく、法と正義でテロを根絶するために、日本が憲法を生かしてどう貢献するかです。
戦争は憎悪を生むだけです。
新法は撤回し、自衛隊はただちに撤退すべきです。
貧困、飢餓をなくし、干ばつ、教育などテロの土壌をとりのぞくために、日本が果たす役割は重要です。
「ストップ改憲！ 許すな消費税増税！ なくせ貧困！ いのちとくらし・雇用を守れ１０・２８国民大集会」
国民大集会が東京・亀戸中央公園で開かれます。国民本位の政治の流れを大きくするうえで、重要な意義をもちます。
今国会の最大の焦点である「新テロ特措法案」の審議が始まるこの時期に、平和の課題をはじめ、各分野と地域でうずまいている要求と運動を総結集した一大統一行動です。桑名からも多くの方が参加されます。
日本共産党と民主団体では 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願署名を実施中
請願項目は下記の２点です。
１、来年４月からの実施を中止・撤回すること
２、７０−７４歳の窓口負担２割への引き上げを止めること
日本共産党は１０月１７日、「『後期高齢者医療制度』の来年４月実施を中止させよう」と国民に呼びかけるアピールを発表しました。自公政権が強行した医療改悪法により、来年４月、「後期高齢者医療制度」が導入されようとしています。７５歳以上の人を「後期高齢者」と呼んで他の世代から切り離し、負担増と差別医療を押しつける大改悪です。
いま、「後期高齢者医療制度」の中身が知られてくるなかで、いっせいに批判の声がわき起こっています。与党も、医療改悪の一部「凍結」を言い出さざるを得なくなっています。これは昨年の通常国会で強行した制度の破たんを自ら認めたものにほかなりません。
「お年寄りの置かれている状況に十分配慮し、きめ細かな対応に努める」というなら、小手先のごまかしでなく、制度の実施そのものを中止すべきです。
同時に、「桑名市国民健康保険税の引き下げを求める会」（新日本婦人の会桑名支部、全日本年金組合桑名支部、生活と健康を守る会桑名、桑名医療生活協同組合、桑名員弁民主商工会、消費税をなくす会桑名の６団体で構成）では三重県下で一番高くなった国保税の引き下げと減免制度の拡充を求める請願署名を１２月市議会への提出を目標に行っています。
是非ご協力をお願いします。
桑名駅前駐車棟の大型スクリーンで苦情
昨年できた、桑名駅前駐車棟（サンファーレ）の大型スクリーン「ドット・ア・ビジョン」は朝早く（午前７時）から夜遅く（午後１１時）までチカチカする画面と騒音を市民に提供しています。最近音量が高くなり、通行人や付近の方それにマンションの住民から苦情がでてきています。
桑名市は、行政情報を流す大型モニターだと位置付けて、「新しい行政情報や地域に根ざした情報、市内産業の情報発信手段として、また桑名を訪れていただいた方への観光情報などをわかりやすく映像で提供することにより、駅前活性化の核になると考え設置を許可している。」としています。本当でしょうか？流れているのは行政のお知らせと業者の宣伝です。
桑名市は行政情報を流してもらう代わりに、設置の賃貸料は無料です。大型スクリーンの業者は、民間の宣伝を多く流すだけたくさん儲かる仕組みになっています。娯楽産業の宣伝が目立ち、昼間ではかなりの音量で、駅西地区でも歌声や音が聞こえます。
夜、静まり返った駅前で光り輝くスクリーンは必要なのでしょうか。何らかの規制が求められています。
利用者が増えない桑名駅北有料駐輪場
昨年７月に開業した駅北有料駐輪場は、朝夕は入り口付近で若干混雑するものの利用率は３０％程だそうです。多くの方が、自転車をやめたのか駅西地区の無料の駐輪場に移動されたようです。桑名市は、駅西地区も整備されれば無料の駐輪場はなくなり有料（検討中）になるので、その時には利用者が増えるだろうと言っているから驚きです。
今年の７月には「桑名駅前駐輪場を考える会」（目的は家庭の負担にならなく、施設の安全を求める）の方が使用料の免除の拡大と公表を求めて申入れを行ないましたが、今まで一切連絡がありません。９月の建設企業常任委員会で確認したところ、来年の４月から今の「要領」（使用料免除者を明記、小・中学生で私学に通うために電車の利用者、高齢者で無料入浴券保持者等々）を見直し公表するとの事で、まさにお役所仕事です。
ご意見がありましたら是非寄せてください。
平日の駐輪場の中
駅西の無料駐輪場は満車
住民の意見を聞かない「桑名駅西区画整理事業」
「桑名駅西区画整理事業」は、仮換地指定の供覧の最終局面にきています。（仮換地指定を受けると決定で、変更はできません。）しかしながら個々人が供覧をうけて、新しい換地場所がわかったとしても、これに対する意見を聞いてくれないのが現状です。
隣に誰が来るのかも教えてくれません。「新しく土地を買って家を建てる場合、誰もが近隣のことを考慮します」が、事務所は「個人情報」だといって教えてくれません。事務所は同じ事を何度も説明するだけで、難しい計算式を持ち出されても理解できず、説得をするという状況です。今この土地の計算式などの情報開示をめぐって、写しの交付をするかしないかでももめています。
私は１０月２０日−２１日に「第４０回区画整理・都市再開発対策全国研究集会」に参加してきました。「まちづくりと裁判」の記念講演を聞き、全国からの区画整理・再開発の報告を受けました。
分科会は「換地と補償にどうのぞむか」に参加し、他地区の状況を勉強してきました。
その中でわかった事は、
�／概腸颪琉儖�は総ての人の仮換地が見られる事、
�⊃概腸颪硫彰甲六慊蠅虜櫃砲蓮■毅娃扱錣垢戮討隆甲呂鮴睫世気察�地権者から出てくる意見を検討すべきである事、
�Ｎ戮肪�が来るかわからない仮換地の供覧なんてありえない事です。
重ね図の公開が今すぐ必要です。これは住民の皆さんの力で勝ち取ることができることです。
もっと頑張る必要を感じてきました。