【07.08.27】 今朝の街宣

安倍首相アジアの歴訪

1、安倍納得できない内閣 選挙で否定された路線に反省なし(星野公平ニュースNO.60)

2、安倍首相アジアの歴訪
安倍首相のインドネシア、インド、マレーシア三カ国歴訪しました。
参議院選挙での失敗を外交でもりかえすとの思惑とは裏腹に、アジア諸国民の意識とのずれの大きさが目立つ外遊となった。アジア人の手でアジアの平和な共同体をつくるというASEAN(東南アジア諸国連合)の意気込みも理解せず、アメリカ仕込みの「価値観」を押し付けるだけの安倍外交では、アジアから共鳴を得られないことがいよいよ鮮明になりました。
 安倍首相が強調したのは、アメリカがイラク戦争など世界政策の基礎にすえている「自由と民主主義」などの「基本的価値」を売り込むことでした。特定の価値観を押し付けることほどASEANに無理解なことはありません。ASEANは体制が異なっても平和的に協力していくことを基本にした集まりです。参加国は、資本主義、イスラム国、社会主義をめざす国とさまざまです。それがアジアの平和の流れを大きくしている原動力になっています。ASEANに特定の「基本的価値」をもちこむことは、その価値と一致しない国との間に一線を画すことにもなります。体制の違いをこえて友好協力関係をつくりあげるというASEANの努力を無にするのは明白です。安倍首相は、「基本的価値」の押し付けがASEANの努力に横やりを入れるものだということを理解すべきです。
 インド国会で、アメリカ、日本、オーストラリア、インドの四カ国が一体となって「拡大アジア」へと成長させると安倍首相が表明したことは、とくに重大です。日豪関係を条約なき安保同盟にしたように、日印協力の変容をはかるのは、アメリカ中心の新しい安保同盟関係をアジアでつくるねらいからです。それは、ASEANがめざしているアジア中心の東アジア共同体づくりを阻害する対立物になりかねません。  
安倍首相の大国意識も見過ごせません。 
安倍首相は、ASEAN政策で「思いやり、分かち合う未来を共に」と呼びかけました。「思いやり」というなら、まずやらなければならないのは、アジア侵略と植民地支配の歴史的責任を認め、被害者にたいして公式に謝罪し償いをすることです。反省も謝罪もせずに「思いやり」をいっても共鳴は得られません。
 安倍政権は、明治政府がアジアを差別し、“脱亜入欧”政策に走ったことが領土拡張と他国支配のための侵略戦争につながったことを思い起こす必要があります。アメリカの代理人としてふるまうのではなく、アジアの一員として、憲法九条を生かした自主外交に転換すべきです。
(8月26日赤旗主張より)


3、今日の内閣改造人事 世論の批判は止むのか

4、臨時国会 テロ特措法が最大の争点

5、桑名市議会 9月12日より(星野公平ニュースNO.60)

6、日本共産党の緊急福祉1兆円プランの実現(5項目)
   国でも市でも要求の実現を
      
      (1)国保料の年1人1万円引き下げ
      (2)介護保険の保険料と利用料の減免拡充
      (3)子どもの医療費無料化を国の制度に
      (4)障害者自立支援法の「応益負担」撤回
      (5)生活保護の切り捨て中止、児童扶養手当削減中止
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