【07.08.22】 星野公平ニュースNo.60発行

安倍 納得できない内閣              

選挙で否定された路線に反省の色無し

参議院選挙から2週間余り後の各マスコミの世論調査で、内閣支持率は軒並みに2割台に急落しています。選挙結果と安倍首相の続投を受けて、政権見放しに加速がついてきました。小泉・安倍路線が進めてきた弱肉強食の「構造改革」路線や、「戦後レジームからの脱却」「美しい国」の名のもとに憲法改定を最優先に国民に押し付けてきた「基本路線」への反省はありません。安倍首相は「基本路線は国民に支持されている」と繰り返していますが、国民の視線はそのたびに厳しくなっています。「基本路線」への根本的反省のない安倍政権から、民意は益々離れていきます。8月27日に内閣改造・党役員人事を行い、求心力をつけようとしていますが、世論の批判は止む気配はありません。日本共産党は安倍内閣の早期退陣を求めており、次回の選挙での大きな躍進のため頑張ります。  (8/19日曜版より要約)

9月定例会のスケジュール


9月12日(水)       午前10時 本会議開会、上程説明
9月18日(火)〜21日(金)午前10時 本会議、一般質問質疑
9月25日(火)〜26日(水)午前10時 常任委員会開催
9月28日(金)、10月1日(月)、 2日(火)
               午前10時 決算特別委員会 開催
10月5日(月)       午後1時 本会議、討論・議決、閉会
今度の議会への請願・陳情は9月4日までにお願いします。
9月定例議会は通常決算議会で、昨年度の市のお金の使われ方や成果が審議されます。合併後、新しい定数(34名)になって初めての決算議会で決算特別委員会が復活し(28日から3日間)集中審議されます。
重要な議案として、「水道料金の改定」と「市営ガス事業の民間への譲渡」が予定されています。「水道料金の改定」は、合併後も旧市町でばらばらになっていた水道料金体系を一本化するもので、来年の4月から当面3年間旧桑名地区の料金体系に統一するものです。したがって一般家庭では、旧桑名地区は据え置き、長島地区は値下げ、多度地区は平均使用家庭(月33㎥以下)では値下げでそれ以上の家庭約1000軒では値上げになります。当面赤字会計が続き、3年後の値上げが心配です。当局からは桑名市の水道代は近隣市町に比べ安いことが強調されています。「市営ガス事業の民間への譲渡」は、譲渡先に東邦ガスが選定されました。何故民間譲渡なのか、当局自身が民営の方が優れていると言っているのは何事か、ガス料金を上げる提案書が出されており、安全性やサービス内容を含め詳細の論議が必要だと思われます。

新「甚内ポンプ場」(福島)の建物にひび割れ発生(総工費20億円)


桑名駅西地区の東方や本郷などでは、集中豪雨時に、排水の悪さから、いつも道路が川のようになったり、浸水します。そのためにも甚内ポンプ場の早期完成が待たれています。昨年の12月議会で、私は甚内ポンプ場の工期延長と近隣住民の方への工事による迷惑(騒音等)問題等について質問をしました。工期は延長したものの年度内に完成するということで無理な工事があったのではないでしょうか。又、近隣住民の方への騒音問題を指摘しましたが、家屋の被害が出ており、市は数軒に対して2000万円近い補償をしていることが明らかになりました。周りに被害を及ぼし、自らの建物はボロボロでは話にもなりません。真相の究明と現場監督の仕方や補償の仕方も問われています。
ある関係者から、公共事業の工期の問題で、役所が決めた工期を守らずに期間終了の短期間で工事を仕上げてしまうケースが多発していると聞きました。ちゃんとした工事をするために工期の管理も必要なのではないでしょうか。


【桑名駅西土地区画整理事業】

住民から仮換地の供覧で不満続出
仮換地の供覧が続くなか、新しい区画整理審議会の委員による第10回の審議会が8月21日に行われました。当日は審議会の傍聴(公開)を求めて何人かの住民が事務所に来られましたが、写真のとおり非公開で行われました。                      
内容は
議題1「審議会の権限等について」市から説明
議題2「会長、副会長の選出について」
    かなりもめて、再投票やくじ引きが行われたようです。
議案3「議席の決定について」
議案4「仮換地の供覧状況について」
    市から報告があったようですが、まともな説明ではなかったようです。
新しい委員から、多くの不明点、不満が上げられたようです。詳細は情報公開や委員の皆さんからの聞き取りで報告していきたいと思います。
今後9月下旬に再度審議会が行われ、特別な宅地や仮換地原案が諮問され、仮換地指定となっていきますが、もう一度考え直す必要を感じます。


「雨水浸透ます」の設置の検討

駅西区画整理地区周辺の上の写真の道は雨が降るたびに大変です。
7月14日の台風4号による雨は大変なものでした。幸いに、市内で報告された被害は、人的被害はなく、床上浸水が1施設、床下浸水が24世帯でした。しかしながら前号のニュースでお知らせした多度の肱江川の例の他にも市内各所で土地開発の影響と思われる大量の水が道を川にしました。立花公園のテニスコートも池になりました。何年か前とは変わってきているようです。異常気象だけではなさそうです。住宅新築に「雨水浸透ます」の設置の検討も必要では。


上が寺屋敷
下が馬道駅周辺






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