【06.10.22】井上哲士さんを招いての演説会開催

星野公平の挨拶

今日は、星野公平です。
3年半前、杉本治彦さんの後「安心できる教育・安心できる医療・安心できる老後」の実現の手助けをと議会へ送っていただきました。ご存知のように桑名市では現在「集中改革プラン」が策定され、職員を減らし、役所の仕事を民間委託する事が実行されています。サービスの低下は明らかです。
そして今後10年間の桑名の都市像を示し、実現する施策の内容を示す「総合計画」が作成されました。開発(大型公共事業)や企業誘致はやりたい放題に行われます。完成したサンファーレの一連の開発に国税が6億円、北館の駐車棟は16億円、駅北有料駐輪場に9億円かかっています。駅西土地区画整理事業にこれから200億円つぎ込みます。評判のよくないサンファーレ(駅前再開発事業)が平成18年度の土地活用モデル大賞の審査委員長賞をうけるという情報をえました。まったく馬鹿げた事ではありませんか。
私たちは住民の皆さんの意思を無視したこの様な計画性の無い開発に反対してきました。私たちの望んでいるものとは違います。住みよい桑名にするには、福祉・教育の充実が一番です。そのためにお金の使い方を変えるように皆様とともに頑張ってまいります。

議員になって最初に関心を持ったのが、入札問題です。建設関係で、桑名市の落札率を見ると九十数%と非常に高く、一般的に談合が行われていると疑われる数値です。杉本さんが委員長で「入札調査特別委員会」が設置され、改善のための提案を色々されていましたが、市長より「改善は着実に進んでいる」との答弁だけでした。しかし未だに大きな工事は落札率が高く、小額の工事で地元の業者が行うものは叩きあいが多く低価格の落札で業者泣かせのようです。先般も他にも理由があったようですが落札したものの倒産し夜逃げをした業者もありました。

地域の皆さんと行ってきた事を紹介します。1つは高層マンション建設反対の運動があります。高層マンションは近くに住む人たちの環境を大きく悪化させ、日照権や風害などの被害を与えるものです。けっしてメリットはありません。市内の無秩序な高層マンションの乱立を憂え、住民の皆さんとともに業者と交渉しました。6件ほどかかわってきました。また市には景観条例の制定を求めました。友人と研究会を立ち上げ講演会活動をしています。

住民から公衆浴場の存続の要望もあります。今市内で2ヶ所と減少していくなかで、法律にのっとり桑名市の助成について求めましたが、残念ながら風呂の改装などには助成は考えてないとのことでした。同和地区には公設民営の立派な共同浴場があり、低価格で営業されています。お風呂のないお年寄りの家庭があるわけですし、会話の弾む楽しみの場でもあるわけです。存続のための運動の盛り上がりが必要です。一方で高齢者のお風呂券の利用拡大を要望し、「元気村」でも利用できるようになりました。また、地区センターで手続きができるようになり、利用が増えて発券数が増えてきているそうで、予算の手当てに市は困っているそうです。

住吉、七里の渡し地区の観光開発も大変です。旧桑名市では揖斐川堤防の改修が進んでいますが、それと共に七里の渡し周辺の観光目的の開発が進んでいます。先日も堤防の上にトイレのついた豪華な休憩所が完成しました。国との共同事業でこれにより住吉地区、川口、三之丸地区の住民の方の立ち退きが問題になってきました。住吉地区の皆さんとともに直接国(国土交通省)と交渉し、現在のところストップをかけています。いつどうなるか今後も注意が必要です。

広域的な問題になったのは駅北の有料駐輪場です。
随分前から分かっていたことで、一貫して議会で反対を表明してい
ましたが、現実の問題となって住民の方から反対の狼煙があがり共
に会(駐輪場を考える会)を結成し、署名活動をし議会への請願を行いました。短期間の間に数千名の署名を集めました。
残念ながら請願は否決され、有料駐輪場の供用は開始されてしまいましたが、安全性の追及と無料化を求めてこれからも頑張っていく予定です。

最初に話しました「安心できる教育」   少人数(30人以下)学級の拡大と誰もがわかる教育内容に。学校からいじめを無くする。
「安心できる医療」  乳幼児・老人の医療費軽減と、誰もが安価
で受けられる検診制度の確立
「安心できる老後」  高齢者の福祉の充実と介護保険の充実です。

みんなで住みやすい桑名のまちづくりを考えて行きます。どうか大きなご支援を日本共産党にお寄せいただけるようお願いしまして私の挨拶を終わります。
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