【06.09.20】星野公平ニュースＮｏ．４８発行
平和＝核兵器廃絶 と 福祉に予算を
この夏も「核兵器廃絶」を求める平和運動を桑名市内で行いました。しかし８月末にアメリカは未臨界核実験を行いました。アメリカは、他の国には戦争で脅してまで核兵器を保有させないが、自分の国では核兵器を保有するだけでなく、開発を続けているのです。アメリカは世界で最大の偽善者ではないでしょうか。当然のように被爆地の広島・長崎の市長からは「激しい怒りをおぼえる」とブッシュ大統領、駐日アメリカ大使に抗議文が送られました。
来年度の国の予算に対する各省庁の概算要求が出そろったようであります。２００６年の「骨太方針」にあるように福祉の切捨てを続ける一方で、アメリカ軍再編には予算を出し、大型公共事業の浪費は温存する方針です。歳入の中で大きく減ってきているのが大企業の法人税です。大企業への行き過ぎた減税を改めないのでは財政がよくなるはずがありません。その帳尻あわせに消費税の増税をやられては私たち庶民にとってたまったものではありません。 （９月議会一般質問の冒頭より）
第１４回 三重 赤旗まつり
日 時 １０月 ９日（月）体育の日 午前１０時〜午後３時半
場 所 三重県総合文化センター（津市）
記念講演 参議院議員 井上哲士
（佐々木憲昭さん、瀬古由起子さんも参加）
文化行事や模擬店などもりたくさんです。
病んだ自公政治変えよう」小池晃政策委員長訴え
９月１５日（金）夜、四日市で小池晃参議院議員を招いて日本共産党大演説会が行われました。医師でもある小池議員は、日本の政治には三つの深刻な病気があるとして、「侵略戦争健忘症」「アメリカ依存症」「大企業べったり病」をあげ、その異常さと、日本共産党が持つ処方せんを詳しく紹介しました。とくに、先日の日本共産党の志位委員長が韓国を訪問した際に、日本共産党は戦争に命がけで反対した政党として注目を集め、感動を広げたことを紹介されました。悪政を競い合う自民・公明、民主と比べて、平和を守り、暮らしを守る日本共産党の値打ちを強調しました。そして「三つの病気をきっちり治し、この国に、そして三重に住んで良かったと思える政治をごいっしょにつくっていきましょう」と呼びかけました。
日本共産党 演説会
（１１月の市議選にむけて）
日時 １０月２２日（日） 午後２時〜４時
場所 桑名市スター２１（星見ヶ丘）
弁士 参議院議員 井上哲士
桑名市議選 立候補予定の４人が挨拶と訴えを行います。
９月定例議会でいった星野公平の一般質問の概要（９月１５日）
１．企業誘致について （目的は何なのか，環境は守られるのか，住民へのメリットは）
近くの亀山市のシャープ誘致は、自治体財政や地域の産業、経済と住民の暮らしに大きな影響を及ぼし、新たに水問題も含め大きな社会問題になっている。桑名市は企業誘致で税収の増、雇用の拡大等を期待しているが、交通渋滞、周辺の道路整備、水道事業、公害環境問題等に新たな負担も考えなければならない。
桑名の企業誘致の考えと現状はどうなっているか。
企業誘致の自治体間の競争が激化し、誘致するために企業に対する特典（優遇施策）があるが、企業に足元を見られる状況も生まれてきている。特典（優遇施策）は必要なのか。誘致先決定は堂々と公開で行うべきではないか。
誘致により、雇用が拡大されたとしても低賃金と過重労働に悩まされている例が全国各地でたくさん発生しています。これらに対して桑名市はどのような対策を考えているのか。
２．都市整備について （桑名駅周辺をどうするのか、財産である緑は守られるのか、ルールづくりは）
「総合計画」の中では、「市街地整備を計画的に実施し、潤いのある町並みやユニバーサルデザインなどに配慮し、機能的で美しい都市環境を形成します。」
「緑豊かな土地区画整理事業を適正な規模で促進する。」「景観条例などの町並み保全・形成のためのルールづくりを進め、個性的で美しい町並みを守り・創り・育てていきます。」「居住ゾーンでの公園・緑地等の整備」等をうたっている。
�￣愾娃促屮蹈奪�（桑栄メイトと北街区）の再開発に対して桑名市の指導状況は。
�⇒�料駐輪場の現在の利用状況は。
�Ｈ�間通りの景観をどう守るか。八間通りの景観は桑名の中でも優れたものです。電線の地中化とアーケードの廃止は美しい町並みを市民に提供している。ここに高層マンションが増えたら景観は台無しだ。何のための電線の地中化だったのか当時の開発コンセプトは何だったのか。景観条例作成は進んでいるのか。
�ぁ扮慇礁簑蝓烹厳酲�の部会で突然に商業地に高層ビル計画が出されたが、都市整備部長の言われた「土地活用は地権者の意思で」はどうなっているのか。年内に予定されている仮換地案の縦覧については公平性を保つために一般にも公開すべきでは。
�ザ疆粥■複劼留惻砲諒儿垢蓮�駐輪場問題も含め鉄道事業者へ相応の負担を。
��西別所の区画整理で火葬場の位置は決まったのか。【答弁】国道２５８号沿いに検討
３．健康作りについて （医療制度改悪への対応、検診体制の現状と今後、安心できる老後を）
医療制度の改悪される中、個人個々の健康管理の必要性が高まってきている。
三重県社会保障推進協議会（三重県で福祉・医療拡充のため運動を行っている団体です）は、桑名市会議長はじめ県内の市町村議長宛に「療養病棟の廃止・削減計画の中止と患者負担増の中止等を求める意見書」の採択を求める陳情書が出された。医療費削減・抑制を目的とした医療制度の改悪によって、多くの介護難民・療養難民を生み出すことになる。高齢者の心中事件、介護者からの虐待など悲惨な事件が増えてきている。高齢者が地域で安心して療養できる医療・介護の環境整備・拡充が今求められている。
検診の重要性から、内容の充実と制度の改正も必要。現在の桑名市が行っている検診は基本健康診査が８―１０月、人間ドックが９―１２月です。
�ヾ靄楫鮃�診査は何故８月からなのか。春秋２シーズン制にして市民が受けやすくしてはどうか。自己負担１０００円の影響はあるのか。�∈Ｇ�の人間ドックの応募期限と応募状況をどう考えるか。７０００円は高すぎないか。
��アフターケアをどうするのか。受診者で異常のあった人への指導について、医療機関との連携はどうするのか。
介護保険で要介護から要支援になった人で、自分で介護プランをつくらなければならなくなった人はいないか。予防プラン難民は発生していないか。
「安心できる老後」のために桑名が独自で行っている「高齢者福祉サービス」の内容の充実、多くの新規事業の採用を要望して質問を終わる。（答弁詳細は次号に）