【06.07.03】6月定例議会最終日

請願2つに賛成討論をしました

請願第4号「消費税廃止桑名市各界連絡会」より出されました、「庶民大増税反対の意見書採択を求める請願」に対して賛成の討論をしました。


請願第5号「桑名駅前駐輪場を考える会」より出されました、「桑名駅周辺(東側)に無料駐輪場の確保と有料駐輪場の安全を求める請願書」に対して賛成の討論をします。

残念ながら先ほどの建設企業常任委員長の報告によりますと、委員会では請願不採択となりましたが、今の無料駐輪場は有料駐輪場のできるまでの暫定的な措置とはどこにかいてあるのか、再度この本会議で討論しあって住民の皆さんの意見をちゃんと聞いて採決をお願いしたいと思います。
請願の内容は、6月に「広報くわな」ではじめて、無料駐輪場が廃止され、有料化されると知らされた。今まで多くの人が気軽に無料で利用していたが、7月1日より有料化になり、家計に大きな負担を強いられる。見学したところ有料駐輪場は、安全性の面で疑問を抱くところが多くある。環境にもやさしく、健康にもよい、自転車の利用をさらに促すためにも、駅周辺(東側)においても、無料で気安くとめられる無料駐輪場の確保(桑名駅東口)と駐輪場の安全性の確保を求めるものです。
6月3日に「会」を立ち上げられ、短期間のうちに請願署名をされ、現在手元集計で3622筆になっているそうです。駅頭で連日署名活動をされ1000筆以上集められ、桑名市内だけでなく近隣の市町村や岐阜県、愛知県の方からも署名が集まっております。これからもまだまだ集まってきます。
市民の皆さん(高校生も含めて)の声を若干紹介させていただきますと、
親の世代から
学費や通学定期だけでも大変なのに自転車置き場までお金がいるの。
バスは本数も少ない。早い時間に終バスが出る。自転車以外に通学手段が選べない。本当に困ります。
女子学生から
入り口は一つだし、今でも朝はぎりぎりの電車なので大変。
建物の外観からはなんとなく恐そうで、入って行きたくない。
中で悲鳴をあげても聞こえない感じがする。一人のときは不安。
防犯のカメラは沢山あるが、モニターテレビは小さいのが1台で大丈夫なのか。
アピタでは従業員の自転車に登録番号札をつけるとの指示があり、開店前の見回りが始まっている。
サンファーレでは駐輪場に整備員を配置すると聞いています。
 なお当局の有料化への説明によると受益者負担といいますが、電車に乗るために駅まで自転車でやってきた人が、自転車を止めるのに益(利益)を受けたと思う人が何人おられるでしょうか。むしろ鉄道事業者のほうが益(利益)を受けているのではないでしょうか。当局の考え方でいくと支払うのは鉄道業者ではないでしょうか。
6月30日にセレモニーが行なわれ、7月1日のオープンの日の利用者は10名ほどだったそうです。
無料が完全に廃止される8月20日、夏休みが終わり、学校が始まる9月1日以降どうなるか誰も予測ができません。サプライズの時代です。心配でなりません。問題が起こってからでは遅いのです。住民の皆さんの立場に立った議員各位の(私は1年生議員です、すべて先輩議員です)賢明な判断をお願いして、賛成討論とします。

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