【06.05.22】住吉自治会の皆さんが国と市に交渉

国と市は住民のことをしっかり考えよ

「七里の渡」地区の公園化によって、立退きを強要されている住吉自治会の皆さんと三の丸の方が、下記の要望書に対する回答を求めて21日(日)の午前に国土交通省中部地方整備局木曽川下流事務所で交渉をもたれました。
国と市が一体となって進めているこの工事は、やっと青写真がわかったところだが、十数軒の立退きが判明しました。公園として整備され利用しやすくなるのは良いことかも知れないが、立退きを強要される住民はたまったものではありません。永年住み慣れた土地はなかなか離れられるものではありません。国と市はどんな考えでこの計画を進めてきたのでしょうか。はっきりとさせていく必要があります。

先に出された要望書の文章

国土交通省 国務大臣 殿
国土交通省 中部地方整備局 木曽川下流事務所所長 殿
桑名市長 水谷元 殿

「七里の渡」地区周辺の公園計画の見直しについての要望

住吉町住民は、住吉排水機場の建設に始まり、遊歩道設置、揖斐川堤防の補強、住吉橋、駐車場の設置等の工事により、本当に永い間騒音や振動に苦しめられてきました。永年、生活に支障があったのも、周りが美しく安全になると信じて工事に協力してきました。
ところが、先日、住吉町の自治会の区域が全て公園になるとの説明があり、立ち退きを強要される様であり、住民一同驚愕し困惑しております。住吉町に生まれ育った住民にとって、住吉町を離れることはとうてい考えられません。計画の見直しをしていただく様にお願い致します。自治会住民全員がこの地区の公園化には絶対に反対です。高所からのご決断をお願いし上記のように要望致します。

2006年4月27日
桑名市住吉町自治会一同

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