【06.05.08】禁煙治療への支援

多治見市が未成年者に補助

今日(5月8日)の朝日新聞朝刊に、禁煙サポート、未成年者にも。「ペタリでピタリ」多治見市が負担。「貼り薬」3日分の記事が踊っていました。
私が2003年9月議会で提案したことが、隣の岐阜県多治見市では実施されました。
参考までに当時の議会での質問と答弁を紹介します。

桑名市の今後の対応に注目ください。

30 : 6番(星野公平)
2003.09.22 : 平成15年第3回定例会(第5号) 本文
4番目、禁煙運動への補助。
 まず、役所での喫煙、学校での敷地内での喫煙が禁止になりました。その影響、効果、今後の対策についてお伺いいたします。
 県の桑名保健福祉部では、たばこ対策に積極的に取り組んでおられます。先般、8月末にも「たばこと健康を考えるフォーラム」が行われました。これには、桑名市も、桑名市医師会も協賛されておられました。その中で、禁煙外来をやっておられる奈良女子大の高橋先生のお話を聞きました。薬の力をかりるわけですけれども、ニコチンパッチによって禁煙が無理なく実行できる実態が報告されました。また、市内の元陽和中学校の養護先生から、陽和中学校での喫煙防止教育の話もお聞きしました。中学生から中毒になっている人がおられるようです。私たち大人として、子供の健康、健全な発育を考え、何とか支援していかなければならないと考えております。
 現在、桑名市では、桑名市内に禁煙相談実施医療機関というものが12医院もあるそうです。禁煙への支援として、禁煙のために、希望者にニコチンパッチ1週間分無償提供を提案したいと考えますが、当局の御意見を伺いたいと思います。以上で質疑、一般質問を終わります。簡潔でわかりやすい答弁をお願いいたします。

38 : 保健福祉部長(水野顕明)
最後に、一般質問4、禁煙運動への補助についての御質問のうち、1点目の分煙の成果につきましては、健康増進法が平成15年5月1日施行されましたのに伴い、受動喫煙の防止を図るために、市の公共施設内と小・中学校の敷地内での完全禁煙が実施されました。禁煙が実施されました当初は、この措置に対して市民の方からの問い合わせもございましたものの、現在では市民の御理解と御協力で施設内禁煙についてトラブルも少なく、現在では公共施設での禁煙はおおむね御理解と御協力をいただいているものと考えております。来庁されたお母さんからも、「空気もきれいになり、子供にも安心」とのお声もちょうだいしております。教育現場におきましても、児童・生徒への禁煙指導を行う点で、生きた教材として効果があると考えております。
 御提案の禁煙のためのニコチンパッチ1週間分無償提供をということでございますが、ニコチンパッチや禁煙ガムなどが禁煙意欲を促進する効果があると聞いております。たばこはそれぞれ嗜好品でございまして、自分の健康は基本的には自分で守ることが大切でございまして、ニコチンパッチの費用は禁煙を実施される方が負担をし、禁煙をする意志を持って実行していただいた方が効果的であると考えております。今後も、喫煙が及ぼす健康影響についての広報、啓発を図り、未成年者の喫煙をなくしていくなどのたばこ対策に機会を通じまして取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。

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