【05.11.14】月曜朝、街宣の内容

「スズメの集団がカラスに勝った」

しんぶん赤旗日曜版11月13日号より紹介
「スズメの集団がカラスに勝った」千葉県袖ケ浦市 200億円のムダな駅前開発に 住民投票でノー こんな記事が載っています。
 都市計画決定された開発の賛否を問うという全国的にも例のない住民投票が行なわれ、住民は反対票を突きつけ、行政の決定をくつがえしました。
 千葉県袖ケ浦市(人口約6万人)で市が推進する袖ケ浦駅北側地区整備事業の是非を問う住民投票が行われました(10月23日)。投票率58%で、「反対」(17456票)が「賛成」(9621票)を大きく上回りました。 今回の住民投票で、県とも合意のうえ市が決めた都市計画事業に対し、「いったんやめよ」という市民の審判がくだりました。行政の一方的なやり方に歯止めをかけ、住民参加のまちづくりに切りかえようとする、全国的にみても希望のわく新たな動きです。
 1000戸分の宅地を造成して分譲する。接続先も定かでない四車線の都市計画道路を四本もつくる。広い駅前広場をつくる。開発予定地の地権者に市長や推進派の一部市議、その親族らが名を連ねていることもあり、“利権のにおい”を感じた人も少なくありません。こんなことに税金が無駄につかわれてはたまらない―市民の間に疑問と懸念が急速に広がりました。
 市民は、住民投票の実施を要求。実施条例制定のための直接請求署名をよびかけました。
 まちづくりは、そこで暮らす住民の意向を無視しては成り立たないはずです。これは民主主義と地方自治の基本ですが、無視される場合が少なくありません。住民運動で中心的に活動してきた市民は「市の文化や福祉、教育をもっとよくし、住んでよかった、住みたいというまちにしたい」と語ります。
 こういう努力を全国に広げ、住みよいまちをふやすことにつなげたいものです。
(一部日刊紙赤旗11月4日、主張より)

 先日行なわれて私も参加してきました第38回区画整理・都市再開発対策全国研究集会に、袖ヶ浦市の篠原議員も参加されこの問題で緊急報告されました。帰りの電車でも前に座られており懇談しながら帰りました。

「憲法改悪反対 大増税は許さない!国民大集会」

 19日に、東京・明治公園で「憲法改悪反対 大増税は許さない!国民大集会」(主催―国民大運動実行委員会・憲法改悪反対共同センター)が開かれます。小泉自公政権の増税、軍事同盟強化、憲法改悪の動きにたいする国民的反撃として、重要な意義をもつ集会です。主催団体には、労働組合や民主的諸団体、各界の人々が参加し、たたかいの全国的合流と発展の大きな節目となるよう努力しています。日本共産党も、集会成功のために力をつくします。
この桑名からも何人かの方が参加を予定されています。
 小泉内閣は、先の総選挙で議会の2/3議席をえて、特別国会で多数をたのみ、郵政民営化法、障害者「自立支援」法、労働安全衛生法の改悪、テロ特措法の延長などをまともな審議もせずに強行しました。

小泉政権に3点について指摘します。
1、 日米同盟の地球的規模への拡大と在日米軍基地の再編と強化をアメリカと合意しました。在日米軍基地再編・強化に、地元神奈川、山口、沖縄の知事や首長、住民一体の反対運動が発展。
2、 自民党の改憲草案は、こうした動きに呼応して、日本を「海外で戦争する国」に変えるものとなっています。憲法改悪反対では、九条の会が全国でつぎつぎとつくられ、三千数百に広がっています。桑名でも桑名9条の会や桑員9条の会ができ活動をはじめています。憲法改悪反対運動は、日本と世界の平和的未来をひらくたたかいです。そこでは、「交戦権否認、戦力不保持」を定めた九条二項の意義と、それを削除して海外での武力行使を可能にすることの危険性をつかむことが大事なポイントになっています。
3、 自公政権は、公約違反のサラリーマン大増税や消費税の10%台への引き上げ、をすすめようとしています。庶民大増税反対では、全労連が“第二の賃金闘争”と位置づけてストライキも辞さずたたかう態勢を確立。消費税廃止各界連や消費税をなくす会が全国で宣伝行動をくりひろげ、連合や中小企業団体も反対の声をあげています。大増税阻止は、大企業の利益のために国民生活を犠牲にすることの不当性を明らかにし、暮らしと経済を民主的に発展させる運動です。
 いま、こうしたたたかいが世論を動かし、一般紙も九条の会の活動や米軍基地再編反対の行動を報道し始め、テレビでも「好景気にわく大企業は優遇され続け、痛みを負うのは国民だけではないか」と指摘するなどの変化を生みだしています。
ともに暴走小泉政治ノーの声をあげましょう。

11月7日(月)「しんぶん赤旗」主張より
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