【05.02.09】星野公平ニュースＮｏ．２８を発行しました
アメリカは
時評 ブッシュ大統領の一般教書演説の特徴
アメリカのブッシュ大統領は２月２日に一般教書演説を行ないました。国際問題について、イラク侵略戦争を正当化し、イラクからの撤退時期を明示しませんでした。又、シリアとイランを名指しでテロリストを支援しかくまう政府・大量破壊兵器を手に入れようとしている政権と非難しました。今後も軍事力を背景に中東での干渉を続ける姿勢を示しました。北朝鮮についてはアジア諸国と協力して核開発を止めさせると述べました。
更に、大統領就任演説以来｢自由｣という言葉を連発していますが、無法な侵略戦争で多くのイラク人の命を奪い、国土をじゅうりんし、アメリカ軍兵士も死なせていることは、自由の破壊に最たるものでこれをアメリカのための自由といっても通りません。イラクの人々自身が外国の干渉なしに自らの運命を自ら決められるようにしなければ、イラクに本当の自由は保障されません。アメリカ軍の撤退が重要です。
日本では
国内では 自衛隊派兵反対、増税反対、雇用は大丈夫か
イラクへの自衛隊派兵をすぐに止めさせよう。アメリカの始めたイラク戦争は、何の根拠も無い侵略戦争です。三重県の久居からも数十人がイラクへ向かいました。サマワも危険な地域になりつつあります。いつ犠牲者が出てもおかしくないようです。武器を使わなければならなくなる前に撤退すべきです。
小泉首相は、年金や介護の保険料を値上げし、定率減税をやめて所得税や住民税を上げようとしています。その後には消費税を増税しようとしています。所得が下がっている時に、増税したら、景気も国民の生活も大変なことになります。大企業のもうけが増えたからといって労働者の給料は増えていません。正規社員の職はどんどん減らされて、パートやアルバイト、派遣労働が増えてきています。これでいいのでしょうか。
桑名市議会３月定例会の予定
新年度の予算案（新市の方向が見えてきます）が上程されます。
「指定管理者制度」導入の条例案や多くの新市になってやる事業に関連して条例案が出てくると考えられます。桑名駅北側の巨費を投じての有料駐輪場の建設についても皆で考えましょう。
日程
３月２日 本会議開会、市長議案説明
３月８、９、１０、１１、１４日 本会議 一般質問と質疑
３月１５、１６、１７、１８日 各常任委員会開催
３月２３日 本会議 委員会報告、議決、閉会
２月２１日 提案される議案の説明会（全員協議会）
２月２２日 一般質問の締め切り
２月２３日 議会運営委員会の開催
３月４日 質疑の締め切り
質疑とは、上程された議案に対する、市側への質問です。
一般質問とは、議案以外で、市の考え・方向性・問題点などを問うものです。皆さんの意見を基に日本共産党市議団は議会での一般質問、質疑を考えていきます。ご意見をお寄せください。
星野公平の３つの訴え（安心できる教育・医療・老後の実現）
１．教育問題 学校二学期制について 疑問があったら声を出そう
桑名市の教育委員会は来年度から二学期制の導入を決めました。
たいした議論も無く、答申に基づき決定されました。学校の中の議論はどうなっているのでしょうか。保護者にはどれだけ説明をされているのでしょうか。答申を見ると実施についてアンケートをとると混乱を招く様なことも書いてあり、強行実施の姿勢がうかがえます。もっと皆で議論しあって、子ども達にとって一番良い方法を見つけていくべきでしょう。教育長も一つの手段と言っておられるのだから。
「二学期制を考える会」（岡真弓代表）が集会を行ないます。
ぜひ参加して意見を交換しましょう。
「二学期制を考える市民のつどい」
日時 ２月２０日（日） 午後２時〜４時
場所 立教公民館 大研修室 参加費２００円（資料代）
２．医療 「混合診療」の全面解禁
「混合診療」とは、保険がきく診療と高度な医療技術による治療など保険のきかない自由診療を併用するものです。お金がある人ほどいい医療が受けられ、お金が無いために必要な医療が受けられなくなります。今テレビコマーシャルでガン保険など広く宣伝されていますが、保険業界が大儲けを企んでいます。
３．老後 介護保険の改悪を許さない
改革の中心は予防重視型システムへの転換です。�￣親圧’集�上といって筋肉トレーニング�⊃�事指導による栄養改善��歯科指導による口腔機能の改善です。この三つだけが予防でしょうか。従来のサービスを発展させ質を向上させることが介護予防にとって重要ではないでしょうか。軽度の利用者にはこの様な予防給付を行い、重度の施設利用者には居住費・食費の全額自費負担をさせ給付の抑制を目論みます。
マンション問題で講演会を開催
２月５日、桑名マンション問題研究会（水谷明文代表）は、第一回の講演会を、名古屋の建築士後藤徹先生に来ていただき「マンション建設による日照権、圧迫感、風害等」のタイトルで実施しました。市内の高層マンション建設で困っておられる方等十数名が参加されました。建設に当たっての業者が行なう説明会には、とにかく人を集めることが（家族で何人でも）大切であること、資料は解らなくてもどんどん業者から提出させる必要があることから始まり、難しい立面日影図や半天空図の解説も受けました。最後には運動論にも及び、反対するなら多くの旗を立てることが一番効果的であると力説されました。（内容はＤＶＤで見ることもできます）
次回は３月２６日に「地区計画」について三重大学の浦山益郎先生の講演を予定しています。
桑名駅前再開発ビル １、２階で桑名市が７つの店を管理
三交不動産より大店立地法に基づく説明会が行なわれました。これは、店ができることにより交通量の変化、騒音問題、駐車場問題を近隣の住民に説明するものですが、桑名市の駐車棟の１階２階部分の７つの店舗スペースを桑名市が管理することが明らかになってきました。桑名市は駐車場に対してノウハウを持っていると豪語していますが、果たして店舗管理ができるのでしょうか。非常に疑問です。３月度議会に関連の条例が出てくるそうですが、充分な議論が必要です。