【04.11.09】北勢5市議会合同研修会に参加

議会はチェックだけでいいのか

今回で2回目となる、北勢5市議会合同研修会があり聴講してきました。
四日市大学の竹下譲先生の「地方議会の機能強化と活性化に向けて」でした。
前段で、20世紀の国と地方の関係、地方議会について分析された。
自治体は中央省庁の言う通りに、法律の解釈に基づいて、職員が働いている。議会にはお金もなく、政策提案する余地はない。議員は個々の集合体に過ぎず、首長に質問・要求をする。
三位一体の改革が始まり、国からの財源は8割以下になるかも知れないが、議会が初めて議会としての権限を獲得できるときでもある。
議会改革として議会は住民とともに、行政提案の政策をチェックしていくべきだ。そしてその政策は、民間に任せられないか、そのサービスは購入できないか等、議論をしては。
最後は事後評価をしっかりとすべきであり、本会議中心主義で委員会制はやめるべきであり、議会は傍聴だけでなく住民にオープンにすべきだ。是非、自治体憲法である自治基本条例の制定をと話されました。

私は、以前から議会がチェックだけでいいと思っていない。先生の話はチェックに特化すべきだということで賛同できなかった。本会議の形骸化には一つの警鐘にはなったのではないか。

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