【04.10.31】第6回みえ地方自治研究集会に参加

二宮厚美 神戸大学教授の記念講演

「この国の変化と草の根の運動」と題して、90分ほど講演されました。
有名な人だそうですが、私は初めて知り、初めて聴きました。
豊富な内容であり、すべてを報告できませんが、私がなるほどと共感した点は、1.所得の再配分の構造転換が、この小泉内閣の構造改革の中で行われてきたと言うこと。タテ型からヨコ型に切り替えられてきた。3つの側面で進められ、社会保障の分野、地方自治体の間、企業の間でも行なわれ、産学協同がすすめられている。
2.保育、教育、福祉、保健、医療はコミュニケーション労働、地域住民に対して溌剌とした態度でいるべき。

分科会は講座「指定管理者制度と自治体の公共性」に参加

自治労連の田中章史副委員長のレクチャーを受ける。
他に三重県の指定管理者制度の状況報告を受け、ハローワークでの報告もありました。
指定管理者制度は難しい問題ですが、議会と労働組合との連携をはかり、1つずつ検討し、解決を図らなければならない。
まず、勉強すべきは「管理委託」と「業務委託」の違い。
指定管理者制度は総てが悪ではない?目的、問題点をはっきりとする。地域での役割をよく見て、住民の世論を見極める。
闘いは、2段・3段になる。
私はすでに6月議会に牽制球を投げた。どの様な形で出て来るか、桑名市でも闘いがこれから始まる。

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