【04.10.25】区画整理対策集会に参加

全国各地で区画整理、再開発が進み多くの住民が泣かされている

10月23日、24日と静岡県伊東市で第37回区画整理・都市再開発対策全国研究集会が行なわれ、参加してきました。これはNPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議が主催し、毎年行なわれているそうです。そして毎月「区画・再開発通信」を発行しています。今回、全国から住民、議員ら120名が参加。

1日目、会員ではありませんがNPO連絡会議総会に出席をし、主催者からの挨拶をうける。
各地からの報告として、
1.西宮スタジアム跡地の大規模商業施設建設問題と住民運動の現状と課題
   自治会主体の協議会と周辺住民のまちづくり懇談会の役割
2.東広島市での横暴な居宅への強制執行を体験して
   乱暴な曳き家と仏具も乱暴に段ボールに投げ入れられた
3.東松山市での土地区画整理事業の凍結への道筋
   反対する会から、見守る会へ(まちづくり)
4.さいたま市大宮駅東口再開発、苦節22年ついに再開発の都市計画を撤廃

記念講演は、藤沢市辻堂在住の安藤元雄(NPO顧問)明治大学名誉教授、専門は仏文学だそうです。
テーマは「ここで生きる」まちをー怒りから出発ー
自分の経験に基づいて話をされた。出発点は怒りである。減歩負担の許容度がある。損する人がおれば、もうける奴がいる。誰がやりたがるのかよく見る。地域への愛着がなければ戦えない。区画整理反対よりもまずはまちづくり。地方政治の問題である。まちづくりは最終回答ではない、生き物であり老化に向かう。

1日目夜から2日目にかけて分科会
私は「区画整理総合分科会」に参加し、各地の運動を聞かせていただきました。

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